欧州Bセグ上級グレード 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
欧州車にもピンからキリまであるが、このクラスであれば価格面で多くの人にとって現実的な選択肢となりうるはず。中でも、サイズが小さいだけで中身は高級車並みに充実しているという、上級グレード車の存在が気になるところだ。
登場以来、好調な受注を続けているVWポロは、2010年5月にいよいよ本命の1.2リッターTSIエンジンを搭載するグレードが追加された。今回の「TSIハイライン」は、価格242万円。
ポロとほぼ同じタイミングで、フルモデルチェンジしたシトロエンC3も日本に導入された。スポーティモデルであるDS3と同時に日本上陸したが、C3はベーシックな5ドアハッチバック車。その上級グレードである「C3エクスクルーシブ」は、価格249万円。
2007年3月に登場したプジョー207は、2009年10月にマイナーチェンジ。短期間のうちにさまざまにバリエーションが変更されており、同マイナーチェンジ時に、「フェリーヌ」や「GTi」が廃止され、「スタイル1.6」と、今回の「シエロ」の下に位置づけられる「プレミアム」の2グレードが新設された。その他のグレードもまた値下げも行なわれ、最上級のシエロは17万円値下げとなる249万円になった。
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