ホンダ 新型シビックが激変! シンプルなのにカッコいい11代目シビックの外観を先代モデルと比較してみた
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:佐藤 正巳・Honda
ホンダを代表するハッチバック車「シビック」。1972年の初代から数えて11代目となる新型モデルが、2021年9月3日より発売を開始した。アグレッシブなフォルムが印象的だった先代10代目モデルとは一転、水平基調かつ低重心なフォルムに刷新された新デザインが大きな特徴だ。そこで今回は新型シビックと、先代シビックを写真で比較。新旧モデルのスタンスの違いなどを見比べてみよう。
クールだが印象的な新型と「タイプR」をほうふつとさせる戦闘的なデザインの旧型
これが新しいホンダ シビックのフロントマスクだ。他であまり見たことがない独特の形状をしたフロントグリルと、シンプルなヘッドランプの組み合わせがクールな印象だ。
真正面だとわかりにくいが、ヘッドランプよりもグリル部が前に低く突き出した形状となっている。
続いてこちらは先代型シビック。「タイプR」ではない。ノーマルの「シビック ハッチバック」の姿だが、タイプRと言われても納得してしまうほど、戦闘的な迫力あるデザイン形状が印象的だ。
古典的な美しさも意識した新型シビックのフォルム! 見どころはAピラーの位置にあり
新型シビックのボディ下部の形状はシンプルかつワイドなスタンスで、見た目にも落ち着いた安定感が感じられる。
そして最大の見どころはAピラー(フロントウィンドウを支える柱)の角度にある。その延長線上には前輪の車軸がまっ直ぐつながる位置関係。これは古典的なクルマの黄金比を踏襲しているのだ。
いっぽうの旧型は、Aピラーの位置が少し前寄りにあるキャビンフォワードなスタンス。ピラーの延長線上と車軸がつながらないことがわかるだろうか。こうすることで先進的な印象を与える効果がある。この辺りは新型と旧型で好みがわかれるところだろう。
ちなみにボディ後半の基本的なフォルム(シルエット)自体は、新旧で共通するイメージもある。しかし実際には新型の「クリーン&スポーティ」なデザインと、旧型の「アグレッシブ&スポーティ」なデザインとでは、目指す方向が随分と変わっているのである。
機能がかたちに現れた新型と、アグレッシブなスタイルを印象付ける旧型
フロント以上に変化がわかりやすいのがリア周りだろう。
新型シビックのアーチ状のルーフラインは後席頭上にピークがあり、室内の広さを予感させる。また広いハッチゲートの開口部などから、荷室の使い勝手もいかにも良さそうに映る。このように機能が形に表れているのだ。
実際に乗り込んでみて、荷室を使ってみても、見た目の印象通りの仕上がりとなっているのは言うまでもない。
いっぽう、フロントはキャビンフォワード、わかりやすく言うと「前のめり」なスタンスをとる旧型シビック。そのフォルムを強調する効果を狙い、テールランプの位置も高めに設置される。三角の大型テールランプとリアバンパーの四角い装飾で、走り去った後も強い印象を残す。こちらはこちらでカッコいいデザインなのである。
ここまで、新旧のシビックを写真でじっくりと見比べてみた。さて、アナタのお好みのデザインは一体どちらだろうか。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:佐藤 正巳・Honda]
>>古典の手法も使いシンプルに攻めた新型シビック! アグレッシブな旧型シビックとの違いを写真でもっと見る[画像ギャラリー]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。