【N-BOXとN-ONE内装比較】広いのは当然N-BOXだが、助手席スペースはN-ONEに軍配! 二人乗りが多いユーザーはN-ONEもいい選択肢だ
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
2021年6月、新車でもっとも売れたクルマはホンダ N-BOXであった。2017年に登場し、2020年末にはマイナーチェンジを実施するなど、さらに魅力を増したのだった。N-BOX人気はご存知の通りだが、気になるのが兄弟車にあたるN-ONEと何が違うのか!? という点だ。そこで今回は内装にフォーカスし、2台の違いをご紹介する。結論からいえば絶対的な広さはN-BOXだが、助手席の快適性に至ってはN-ONEということであった。どのような点が異なるのだろうか!?
大ヒット中のN-BOX! その影で個性を追求したい層はN-ONEを支持
ホンダ N-BOXは言わずと知れた大ヒット車である。後席には両側スライドドアを採用した、スーパーハイトワゴンモデルとなる。対してN-ONEはスライドドアを持たないハイトワゴンモデルで、直接的なライバルはスズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴといったところである。
要するにN-BOXとN-ONEの最大の違いはスライドドアの有無にあるというワケ。もちろんデザインも全く異なるテイストであり、N-ONEはN360を彷彿とさせる懐かしいデザインを採用しているのだった。だからこそN-ONEは個性を追求したいユーザーから支持されている状況である。
だが、実は運転席まわりなどは一見するとほとんど同じなのだった。わずかに差があるのだが、今回はその違いを徹底的に解説していいく。
>>【予算180万円のスーパーハイトワゴン軽選び】ホンダ N-BOXカスタムとスズキ スペーシアカスタムをガチ比較! ランニングコストは同額ながら先進装備と車内の快適性にあった
シフト周辺に注目! N-ONEは電気式パーキングブレーキを採用
先にも述べた通り、N-BOXとN-ONEの内装デザインはほとんど同じである。中央にはナビなどのオーディオ、そしてその下にはエアコン操作パネルといったイメージである。ちなみにUSBポートの設置位置も異なり、N-BOXはエアコンパネル下に装着されており、N-ONEは足もとに設置されているのだった。
運転席まわりで最大の違いはシフト周辺にあり、N-ONEは電気式パーキングブレーキを採用しているために、シフト横にパーキングブレーキが備わる。対してN-BOXはキック式のパーキングブレーキのため、アクセル/ブレーキペダルの横に操作ペダルが設置されているイメージである。
ここまでまったくといっていいほど同じデザインとなっている。
助手席の快適性はN-ONEに軍配! 男性でも足が伸ばせるほどの広さだった
じつはもっとも差が現れているのは助手席足もとにある。N-BOXに比べてN-ONEは削りとられたイメージなのだ。これは何も手抜きやコストカットではなく、しっかりとした狙いがあるのだった。
N-ONEはN-BOXに比べて車内スペースが狭く、後席よりもフロントシートを使う頻度が高いユーザーが多いという。そこでN-ONEの助手席は、成人男性でも足が組めるほどのスペースを確保しているのだ。
実際に身長175cmの筆者が乗ってみても、足が組めるどころが、足を真っ直ぐに伸ばせるほど広大なスペースを有しているのだった。もちろん後席スペースはN-BOXには叶わないが、普段2人で乗ることの多いユーザーなら、筆者としてはN-ONEをオススメしたいと考えるほどなのだ。
後席の使用頻度を考えて車種選びを!
今回はスライドドアを持つ背の高いN-BOXとハイトワゴンのN-ONEと似ても似つかないクルマ同士を比較してきた。確かに積載性や後席の使い勝手を含めるとN-BOXに軍配が上がるのは当然だが、普段1人あるいは2人乗りが多いユーザーなら何も大型モデルのN-BOXではなく、N-ONEという選択も大いにアリだ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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