【2022年のGW渋滞予測】5月3日と5日が渋滞のピークで最大40キロの渋滞も! アクアライン通過に最大3時間25分の予測あり

  • 筆者: 加藤 久美子
  • カメラマン:NEXCO東日本/首都高速道路
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まん延防止等重点措置が解除されてから約1か月。週末を中心に高速道路の渋滞が激しくなってきている。

コロナ禍前となる2019年と比較しても、交通量はほぼ8〜9割戻った。中には2019年を超える場所も出始めているという。

目次[開く][閉じる]
  1. 下りのピークは5月3日、上りのピークは5月5日だ!
  2. 渋滞を避けた目的地選びにも活用できる検索システムも!
  3. ゴールデンウィーク期間中の割引は深夜割引のみ!

下りのピークは5月3日、上りのピークは5月5日だ!

今年のGWは2020年、2021年に比べて各地でかなりの渋滞が発生することは確実だ。

そこで2022年4月28日(木) → 5月8日(日)のGW期間における渋滞予測をまとめてみた。

NEXCO中・東日本が発表したGW期間中(4月28日~5月8日)の高速道路渋滞予測によると、エリア内で最も長い渋滞予測が出されているのは下りで5月3日、上りで5月5日だ。主な渋滞予測箇所と長さ、そして混雑する時間帯は以下の通り。

下り⇒5月3日 

最大40km 相模湖IC付近(中央道) 5-15時

最大25km 大和トンネル付近(東名) 4-16時

最大30km 高坂SA付近(関越道)5-14時

最大20km 秦野中井IC付近(東名)4-19時

※なお、アクアラインでは首都高湾岸線大井JCT付近まで延伸が予想されており、渋滞通過時間の最長は3時間25分、予測最大長約18km、渋滞発生予測時間は5-16時となっている。

上り⇒5月5日

最大45km 上河内SA付近(東北道) 14-22時

最大40km 加須IC付近(東北道) 15-22時

最大35km 綾瀬SIC(東名) 10-翌2時

最大30km 柏IC(常磐道) 15-21時

最大20km 海ほたるPA付近(アクアライン) 13-22時

4月28日(木)上下線合計で6カ所

4月29日(金)上下線合計で25カ所

4月30日(土)上下線合計で25か所

5月1日(日)上下線合計で25か所

5月2日(月)上下線で6カ所

5月3日(火)下り線25か所、上り線26か所

5月4日(水)下り線17か所、上り線23か所

5月5日(木)下り線5カ所、上り線28カ所

5月6日(金)上下線合計で3か所

5月7日(土)上下線合計で6カ所

5月8日(日)上下線合計で4か所

個々の区間についての日別、上り下り別の渋滞予測の詳細はこちらで確認できる。

https://www.driveplaza.com/special/congest_prediction/ (NEXCO中日本・東日本エリア)

https://search.w-nexco.co.jp/forecast/ (NEXCO西日本エリア)

NEXCO3社の高速道路等において、GW期間中の日にち別、上り・下り別に10キロ以上の渋滞が予想される区間が表示される。

渋滞を避けた目的地選びにも活用できる検索システムも!

目的地が決まっていない場合は渋滞が予想される区間や日にちを避けて、目的地を考えるのも賢い方法だ。

なお、いずれにしても、事故や緊急工事による影響は(当然だが)考慮されていないので、出かける直前には前もってリアルタイムの道路情報をチェックしておくことをお勧めする。

さらに、NEXCO3社の高速道路を利用する場合、個々の走行予定ルートにおいてより細かくピンポイントで渋滞予測を検索することができる。

こちらのページ(https://dc.c-nexco.co.jp/jam/route/)にアクセスして、出発IC、到着IC、出発予定の日時や車種、ルートが複数ある場合などは経由の指定も行うとベスト。

この方法で検索すると複数のルートとそこで発生する渋滞予測の情報が表示される。

ゴールデンウィーク期間中の割引は深夜割引のみ!

今年もGW期間(4月28日~5月8日)については休日割引の適用はないが、深夜割引はある。いずれもETC車両が対象なので現金車は対象外。

お得にクルマで出かけたいのであれば、高速道路の深夜割引を利用するのがもっとも簡単だ。

また、今年4月1日からは首都高速の深夜割引もスタートしているが、NEXCOと首都高では割引の基準が大きく異なるので注意が必要だ。

NEXCOでは0-4時の時間帯に高速道路に入るまたは出る、または走行していれば深夜割引が適用となるが、

首都高では0-4時に「首都高に入る」ことが重要。

したがって首都高の例をあげると

〇0時に入って3時に出る

〇3時半に入って5時に出る

×23時に入って1時に出る

となる。

なお、深夜割引の適用判定は『首都高速道路の最初のETCアンテナとの通信時間が基準』となる。

首都高出入口の手前にあるETCアンテナがある箇所で0時を過ぎていることがポイントになるので要注意。

NEXCO⇒ NEXCO3社が管理する全国の高速自動車国道と一部の一般有料道路(新湘南バイパス、圏央道、西湘バイパス、東富士五湖道路、小田原厚木道路、伊勢湾岸道路、東海環状自動車道、安房峠道路など)。

※対象路線図の地方部区間及び大都市部区間が対象

※京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路・第二神明道路・関門トンネルは対象外

首都高⇒首都高全線が対象

これらの情報を活用しながら、長期休暇中のドライブ予定を立ててみるのはいかがだろうか。

【筆者:加藤 久美子】

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加藤 久美子
筆者加藤 久美子

山口県下関市生まれ 自動車生活ジャーナリスト 大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。出版局にて自動車年鑑、輸入車ガイドブック、整備戦略などの編集に携わる。95年よりフリー。2000年に第一子出産後、チャイルドシート指導員資格を取得し、チャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。 得意なテーマはオリジナリティのある自動車生活系全般で海外(とくにアメリカと中国)ネタも取材経験豊富。愛車は22年間&26万km超の916アルファスパイダー。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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