BMW 新型6シリーズ 試乗レポート/石川真禧照(2/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:オートックワン編集部
うっとりするほどエレガンスで美しいプロポーション
試乗したのは650i。V8 4.4リッターツインターボという強力ユニットを搭載している。
8速ATをDモードにセレクトし、アクセルを軽く踏みこむと、やや唐突にダッシュする。そのまま0-100km/h加速を計測すると6秒台で走り抜けた。
これは、すべてノーマルの状態でのこと。乗り心地とエンジンレスポンスを変えたかったら、コンソール上のスイッチで、コンフォート+/コンフォート/スポーツ/スポーツ+を選択すればよい。
8速ATは100km/hで1,600回転と低回転による省燃費走行を可能にしている。一方、スポーツモード&パドルシフトでは6500回転まで使い切ると、BMW本来のスポーツ走行が楽しめる。
4輪操舵については、公道という限られた状況でのドライビングでは、その効果をハッキリと体感することはできなかった。
乗り心地は「スポーツ」モードでも上下にはねたりゴツゴツすることはなかった。6シリーズクーペはラグジュアリーカーなので、このセッティングで良いのだろう。
6シリーズクーペの実車を見ていると、バランスのとれた美しいプロポーションに、うっとりとしてしまう。どこから見ても絵になるのだ。
室内は頭上の圧迫感もなく、狭さは感じない。
リアシートは一応左右セパレートだが、クッションが硬い。足元のスペースは確保されているが、ヘッドスペースは身長165cmまでだろう。「プラス2」と割り切った方が良い。
トランクも広く、ゴルフバッグが2セットは楽に入る。ただし、トランクリッドを閉める時に手をかけるところがなく、ボディに直接触れなければならないのは何とか改善して欲しい所だ。
直6の640iクーペは今回試乗できなかったが、同じエンジンのカブリオレの試乗から想像すると、バランスはこちらの方がよいと思える。
スタイリングを気に入って購入するならば、640iクーペを薦めたい。
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