BMW 3シリーズクーペ 新車発表会速報
- 筆者:
美しいデザインの中身は歴代No.1のパワフルさ
BMWは、3シリーズクーペを7年ぶりにフルモデルチェンジし、9月23日より発売する。
今回の新型3シリーズクーペでは、3シリーズと同じデザインとなるのは、エクステリアではドアハンドル、インテリアではダッシュボードのみ。それ以外は“独自”の新デザインを採用。3シリーズの派生モデルではないという言葉も頷ける。
セダンと比べると50mmも低いルーフライン。フロントは、セダンより低い位置に特徴的なキドニーグリルを配し、リアには横長コンビネーションランプを用いて低くワイドに見える効果を持たせている。ショルダーラインとキャラクターラインはフロントからリアまで続き、リアに向かって上昇するドアシルラインはリヤホイールを強調する。これらのクーペならではのデザインは、リレーのクラウチングスタイルを想像させる伸びやかさを感じさせる。
車内は、4シーターとして設計/開発された。低いシートポジションを採用し、ヘッドルームに余裕を持たせるなど、充分な広さを確保する。フロントシートにはコンフォートエントリー機能が組み込まれ、後席への乗り込みもスムーズに行える。
新開発の3.0L 高精度ダイレクトインジェクション(直噴)パラレルツインターボエンジンは、歴代3シリーズの中で最もパワフルなエンジン。2台のターボチャージャーを採用することにより、発進時から「ターボ・ラグ」のない驚異的なパワーを使うことができる。また、4.0Lエンジン並のパワーがありながら、3.0Lエンジンレベルの燃費を両立させている。
世界で最高のプレミアムメーカーを目指すBMWは、妥協を許さない製品作りをモットーとする。新型BMW 3シリーズクーペは、そのモットーを具現化した、決して退屈さを感じさせないモデルといえるだろう。
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