アウディ TTSクーペ 試乗会レポート(1/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:島村栄二
TTSと2Lターボのクワトロクーペが追加
アウディ TTは2000年春に初代がデビュー。マツダロードスターから始まったライトウェイトスポーツの流れに対する、アウディ流の解答だった。
現行モデルは、2006年にフルモデルチェンジした2代目のモデル。初代よりもボディサイズは大きくなり、スタイリングも若干、大人しくなった姿を魅せる。
しかし、ドライバビリティや居住性は向上し、プレミアムコンパクトスポーツカーという新しいセグメントのリーダーとなった。
2代目がデビューした当時のラインナップは、2Lターボ(200馬力)のFFクーペと、V6 3.2L(250馬力)クワトロクーペ。さらに07年にはオープン2シーターのロードスター、2LターボのFF車が加わった。
そして今回は最上級グレードのTTSと2Lターボのクワトロクーペが追加された。
TTSは2Lターボだが、ハイチューン(でも低燃費)の272馬力エンジンを搭載している。2LターボのクワトロクーペもFFと同じ200馬力だが圧縮比を変更するなど、アウディらしいこだわりを見せている。
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