アウディRS 5 サーキットエクスペリエンス in 菅生サーキットレポート(2/3)
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
サーキットで見せた垂涎のポテンシャル
翌朝、菅生サーキットへ向かうと、もうサーキットはレース一色に染 まっていた。フォーミュラニッポン全日本選手権第5戦が開催されているのだ。
「アウディ・サーキットエクスペリエンス」は、フォーミュラ日本やフォーミュラ3レースの合間を縫って、同じコースで行われる。また、アウディ・サーキットエクスペリエンスは、2010年にはFニッポンレースと共済するかたちで、もてぎ、富士、菅生、鈴鹿と4回開催されている。
参加する車は30台。日本全国から駆け付けている。コントロールタワー隣の専用にディスプレイされた部屋で美味しいランチをいただいたあと、いよいよサーキットランが始まった。
アウディジャパンが用意したRS 5やR8、TT RSなどの他、参加者自らのA6やA4などもスターティンググリッドに並ぶ。さまざまなアウディが菅生サーキットのホームストレートに並ぶ姿は壮観だ。Fニッポンのロイック・デュバル選手やアンドレ・ロッテラー選手などが、何が始まったのかと興味津々な様子でデジカメ片手に近寄って眺めている。
3列に並んだ30台のアウディを、2004年のルマン24時間レースにアウディR8で総合優勝した荒聖治選手がR8スパイダーで先導してサーキットエクスペリエンスは始まった。1、2コーナーと直角に近い右コーナーをやり過ごすと、コースは下りながら緩めの左コーナーに入る。
トランスミッションはSモードを選び、4速に入っている。エンジンは3000回転で、時速110キロ。1、2、3コーナーとタイトに切り返してたにも関らず、安定し、次のコーナーに備えて加速しようとしている。強くブレーキを踏んで4コーナーに入ったあとは、ずっと登りが続く。
RS 5はフットブレーキと登り勾配とステアリング角度に反応し、一気に2速までギアを落とし、加速する。しかし、追い越しが禁止されているため、これ以上、加速を繰り返すわけにはいかない。ゆっくり目のペースで3ラップしたあと、いったん、全車ピットイ ン。
再びコースインし、今度はペースを上げて、もう3ラップした。印象的だったのは、ペースを上げてのハードブレーキングでの車体の安定 性の高さと最終コーナー手前の急勾配の登りでの加速の鋭さだった。それはエンジンパワーの大きさだけによるものではなく、四輪に適切にパワーを伝えるクワトロシステムの優秀性によるものだろう。だから、とてもジェントルにサーキット走行を満喫することができた。
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