圧倒的な存在感にエレガントさを漂わせた中身は、最新テクノロジー満載!アウディ 新型Q7試乗レポート(3/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
数値で言えばこの2.0TFSI、従来型の3.0TFSIに迫るほどの勢いだ。最大出力は252ps、最大トルクは370Nmとなっていて、従来型3.0TFSIはそれぞれが272ps、400Nmと肉迫。0-100㎞加速に関しては、従来型3.0TFSIが7.9秒に対して新型2.0TFSIが6.9秒と完全に上回っている。
確かに、踏み始めからズバっと元気のいいエンジンは2.0TFSIでもまったくストレスを感じない。
キャビンは最近のアウディにないくらいコンフォートな感じで、この辺でスポーティーなQ5やQ3など、弟分と性格をきっちり棲み分けている印象。
逆に弟が出来たことで、Q7は思う存分リッチな方向に性格を振られるようになったのかもしれない。
このボディサイズでも軽々と引っ張る頼りがいを感じる直4 2リッターターボエンジン
新型Q7には他のモデル同様、ドライブセレクトが用意されていて、オート、コンフォート、ダイナミック、そしてSUVらしくオールロード、オフロードまたはリフト/オフロードに設定が出来る。また、これはオプションのアダプティブエアサスペンションとも連動していて、乗り味を幾通りにも変えることが可能だ。
軽量化とパワフルさを手っ取り早く体感できるのは「ダイナミックモード」。ほんの少し、アクセルを踏み込んだだけでたやすくフワっ、スルっとトルクが膨らみ、文字通り押し出されるような加速を全身で受け止めることが出来る。直4の2リッターターボエンジンの猛々しい若々しさは、このボディサイズでも軽々と引っ張る頼りがいを感じた。
しかし、一般道ではややアクセル開度に対してトルクの盛り上がり方が繊細なので、ちょっと疲れてしまうかもしれない。
オーナーが最もお世話になるのは、デフォルトで設定される「オート」だと思うが、このアクセルの感じはかなりリニア。しかし、エアサスとの連動ではやや入力に対してブワブワふわふわする。
というわけで、個人的には「ダイナミックモード」のアシと、「オート」モードのアクセル開度をカスタマイズして「インディビデュアル」の欄に設定しておくことがベスト。
これも先述のセンタークラスター内の画面で設定できる。
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