圧倒的な存在感にエレガントさを漂わせた中身は、最新テクノロジー満載!アウディ 新型Q7試乗レポート(2/4)

圧倒的な存在感にエレガントさを漂わせた中身は、最新テクノロジー満載!アウディ 新型Q7試乗レポート
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エクステリアはより水平基調が強調され、ライト類も横長に

アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]
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まず目を惹くのは大きく変更されたエクステリア。大柄ボディにきっちりとイマのアウディ顔を備えて迫力あるクールさを漂わせた。

先代よりも水平基調を強調しているのだが、ショルダーラインをホイールの上にまでしゅっと伸ばしてボンネットと繋げ(この手法自体も初代クワトロのブリスターフェンダーデザインへのオマージュなんだって!)、その水平ラインの下にフロント&リアのライトを配することで、一見して重心をより引き下げたようなスポーティーな印象を手に入れている。

ちなみに、サイドビューではこのショルダーラインを境目にして上下1:2の比率を叶えているのだが、これがいわゆる「Audiの黄金比率」なんだそうな。

アウディといえば、のシングルフレームグリルもよりグワっと口を左右方向に拡げ、横方向への伸びを強調させる。

アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]アウディ 新型Q7[2.0 TFSI quattro]

さらにもうひとつアウディといえば、のライト類も、先代に比べ横長にすっと引き伸ばされた。涼しげな切れ長アイはロービーム用のLEDライトと15個ものLEDを組み合わせたハイビーム用ライトで構成されている。

ルームミラーに内蔵されたカメラにより対向車や先行車を感知して自動的に照射をカットするという「マトリクスLEDヘッドライト」は、それこそキアヌ・リーブス演じたネオのあのサングラスみたいで(やや古)、ルックス&機能ともに充実を図った(3.0TFSI標準装備、2.0TFSIにオプション)。

ちなみに、流れるウインカーこと「LEDリアコンビネーションライトダイナミックインジケーター」(名前ながっ!)も、もちろん選択できる。3.0TFSIには標準装備、2.0TFSIではオプション扱いとなる。

最大6つのチャイルドシートが搭載可能なフレキシブルなシートレイアウト

インテリアも大幅な変更を施している。

実はQ7、全高こそほとんど変更はないのだが、全長35mm、全幅で15mmというわずかなサイズダウンではあれ、若干の縮小を図っている。

しかし、室内空間はクラス最大という室内長を確保し、先代よりも格段に広々としたスペースを実現した。

モータージャーナリストの今井優杏さんモータージャーナリストの今井優杏さん

それを実感するのはオプションで用意された3列目シートのゆとりで、ゆとり…というほどメチャクチャ広くはお世辞にもないのだが、それでも先代よりはかなり快適になった。

工夫がみられるのは3列目シートにアプローチするためのアレコレで、2列目のシートはダブルフォールディング式にぐるんと畳んで持ち上げられるようにされたし、3列目シート自体が電動で高さ調整可能になっている。ただし、この2列目の機構は国産モノに比べて相当重い。もうちょっと工夫が欲しいがないよりは断然イイ。

ちなみに2列目および3列目シートのすべてにISO FIX規格のチャイルドシート固定装置が装着されているため、最大6つのチャイルドシートが搭載可能!・・・明るい家族計画に如何でしょうか。っていう話ではなく、いやそれはそれでめでたいんだけど、ジジババと遊びに行くときも、かわいい孫をどのシートにも乗せられるのはフレキシブルでいいんじゃないですかっていうことでしょうね。しかし最大6台って(悶々)。

もちろん今話題の「バーチャルコックピット」も設定可能

インテリアにおいて、やっぱりおっと思わせる変化があるとすれば、アウディTTの発売以降、私自身もあちこちで話題にしている「バーチャルコックピット」だろう。もちろんQ7にも例外なく設定可能だ(3.0TFSI標準装備、2.0TFSIにオプション)。

メーターパネルにナビなどの情報がフルデジタルのアニメーションが表示されるそれは、何度使っても「おっ」となるし、この操作をステアリングホイールで行える使用感もいい。

同時に、センタークラスターの画面ももちろんナビとして使用することが出来るのだが、Apple CarplayやGoogle Android Autoの両方と連動したことにより、携帯電話をUSBポートで繋げばそれに対応した画面が表示されるため、この画面をまさにiPadみたく使えるのはかなり便利。特に試乗車にはオプション価格88万円(税抜)!というBang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステムが用意されていたため、もうiPhoneの圧縮音源でも500%エエ音!を堪能できてしまうから試乗中はずっとApple Carplayの画面を表示させ続けたくらいだ。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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