アストンマーティン V8ヴァンテージS 試乗レポート/石川真禧照(2/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:アストンマーティン・アジア・パシフィック
V8 4.7リッターエンジン×7速SportShiftⅡの御手前拝見!
V8ヴァンテージSのエンジンは、アストン・マーティン製のV8 4.7リッターDOHCエンジンを搭載。出力は436馬力、トルクは490Nmを発生する。
このユニットに組み合わされるミッションは、セミATの7速SportShiftⅡ。シングルクラッチを改善し、電子制御で変速する。シフトはパドルのみの設定になる。ちなみにマニュアルミッションの設定はない。ギア比はローギアード。マニュアルモードで5000回転まで引っ張ると1速45㎞/h、2速75㎞/h、3速100㎞/hまでしか伸びない。さらにシフトアップしても4速125㎞/h、5速150㎞/hどまり。
一方、100㎞/h巡航では7速2100回転、6速2600回転、5速3200回転と、高めのセッティングだ。
サスペンションは、クーペ、ロードスターともにダンパーを中心にチューニングされ、クーペはさらにリアスプリングのレートが見直され、補強用のタワーバーも採用している。
タイヤもブリヂストンと共同開発したポテンザRE050Aで、フロント245/40ZR19、リアは285/35ZR19と、V8ヴァンテージよりも10mm太いサイズを装着している。
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