アルファロメオ アルファ166 新型車徹底解説
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アルファロメオのフラッグシップモデル
アルファロメオのアルファ166がマイナーチェンジして7月10日から発売開始になった。
アルファ166は、アルファ164の後継車として1998年10月パリサロンでデビューした。日本では1999年9月より販売されている。アルファロメオのラインナップの中で最上級であり、流麗なイタリアンデザインをまとったエレガントなサルーンである。今回のリニューアルは、フロントデザインを中心に行われた。アルファロメオ最大の特徴の「盾」グリルが縦長になり、ライトデザインもあわせて変更され、アルファ156とも一貫性のある最近のアルファ顔となった。
設定グレードは「Alfa 166 3.0 V6 24V SPORTRONIC」と「Alfa 166 3.0 V6 24V SPORTRONIC-Executive」の2種類。この違いは主に装備で、(1)タイヤ(205/55R16/225/45ZR17)、(2)シート(電動スライド付ファブリックシート/ヒーター付本革フル電動シート)、(3)電動ガラスサンルーフ(無し/有り)の3つである。また、VDC(横滑り等を防止する電子制御装置)、EBD(姿勢を安定させる電子制御ブレーキ)などの主要な安全対策装置は両グレードに標準で装備されている。
エンジンは、両グレードとも、220ps、27.0kgmを発揮するV6 3000cc 24バルブ。ミッションは、シーケンシャルモード付4速オートマチック。駆動方式はFFとなっている。特徴的な車内装備としては、ICS(インテグレーテッド・コントロールシステム)が装備され、エアコン、ラジオ、トリップメーター、GPSナビ、10スピーカーDSPアンプシステム&6連CDチェンジャーをセンターコントロールできる。
価格は「Alfa 166 3.0 V6 24V SPORTRONIC」が税込5,554,500円。「Alfa 166 3.0 V6 24V SPORTRONIC-Executive」が税込5,995,500円となっている。その差は約44万円でこの差額で、本革シートがついて、サンルーフがついてくるので、予算が許すようであれば、「Alfa 166 3.0 V6 24V SPORTRONIC - Executive」をお勧めしたい。
本国イタリアでは166には、2000cc、2500cc、3000cc、3200cc、2400ディーゼル(2種類)と豊富なエンジンラインナップがあるが、日本に今回投入されるのは、3000ccのみとなっている。この3000cc V6エンジンは、ちょっとビートの効いた排気音で気持ちよくドライブすることが出来るエンジンで、静かなだけがサルーンではないと改めて感じた。
また、スタイルはアルファ得意のイタリアンデザインで、キラキラして無くても高級感があるし、エアロでなくてもとてもスポーティーな仕上がり。ドイツ系のサルーンとは違ったラテン車ならではのデザインである。アルファ166は、日本系、ドイツ系とは一味違った個性的なサルーンである。
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