ガソリンのエンプティマークって点いてからどのくらい走れるの？

ガソリンのエンプティマークって点いてからどのくらい走れるの？

先日、旅行で行った北海道でレンタカーで走行中、エンプティマークがついて焦りました。ガススタも全然見当たらないから、寒いけどエアコンも切って2000回転以上回さないで走りました。

結局10km近く走って給油できたのですが、ガソリンのエンプティマークって、点灯するとそこからだいたいどれくらい走れるものなんですか。（内藤）

其の疑問、MJブロンディがお答えいたします！

ガソリン残量が心細くなってきた時の対処法としては、完璧でしたね！

エンジン回転を抑えて、エアコンも切る。これでかなり“命”は伸びます。速度的には、時速60キロくらいで低速走行するのが一番燃費がいいです。

さて、エンプティランプが点灯してからどれくらい走れるかですが、クルマによって違うので、断言はできないんですが、だいたい残りのガソリン量が1割くらいになったら、点灯すると思っていればいいと思います。

コンパクトカーなら4リットル、エスティマクラスなら6リットルくらいでしょうか。もう少し残っている場合もありますが、これくらいだと思っておけば、途中でガス欠になる可能性は非常に低いでしょう。

それでどれくらい走れるかですけど、エスティマで6リットル残っていれば、市街地でも30キロ、北海道のような場所なら60キロ以上走れますね。コンパクトカーの場合もだいたい同様か、それ以上走れます。

エンプティマークが点灯すると、「すぐにでもガス欠になるんじゃないか」と心配で心配でハラハラするかと思いますが、それほど心配する必要はありません。

高速道路は、だいたい50キロおきにサービスエリアが設置されています。なので、手前のサービスエリアを過ぎた直後にエンプティランプが点灯してしまっても、次のサービスエリアまで、大抵はたどり着くことができます。

ただし、途中に渋滞があったりすると、怪しくなってきます。地方にはガソリンスタンドのないサービスエリアも増えてますし、夜間は店を閉めてしまうところもあります。そして北海道ではサービスエリアは約80キロおきです。油断しすぎると、ガス欠に見舞われます。

焦る必要はないけれども、甘く見過ぎるのも禁物ということですね。

MJブロンディの「ひとりごと」

ガソリンは、ガソリンタンクの底の穴から吸い出して、燃料ポンプでエンジンに供給しているわけですが、タンクの底は平らに近いので、どこかにガソリンが片寄って溜まっていることがあります。

そこで、ガス欠症状が出てきたら、ハンドルを左右に小刻みに切って、クルマを揺することを試してみてください。ひょっとして、これで1キロくらい走れる可能性があります。それで運よくスタンドにたどり着けるということも、ないとは限りません。

耐久レースでは、最後の手段として使うテです。

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