フォルクスワーゲン ゴルフ R 新型車速報

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは20日（木）、「ゴルフ」シリーズ最強のパワートレインと4MOTION（四輪駆動システム）を搭載した高性能モデル、新型「ゴルフ R」を発売した。販売価格（消費税込）は510万円。

新型「ゴルフ R」は、最新のEA888型4気筒2リッター直噴ターボエンジンと6速DSGを搭載。最高出力は280PS、最大トルクは380Nmを発生する。また、「ゴルフ R」では初のアイドリングストップシステム“Start/Stopシステム”やブレーキエネルギー回生システムで構成される“BlueMotion Technology（ブルーモーションテクノロジー）”を搭載し、JC08モード燃費では、14.4km/Lを達成している。

内外装では、「R」専用アイテムを多数、標準装着。

エクステリアでは、フロント部分に「R」専用の大型エアインテーク付きバンパーや「R」ロゴが入ったブラック塗装のフロントグリル、リアには、左右2本ずつ、計4本のクロームデュアルエキゾーストパイプやブラックのディフューザー（整流板）を装着している。

インテリアでは、特別モデルの開発を担当する「フォルクスワーゲンR GmbH」により、ブラック＆シルバーの特別なコーディネートが行われている。ピラー、ルーフ、ドアトリムおよびインパネは、フォルクスワーゲンのスポーツモデルの流儀に則り、「ゴルフ GTI」同様、全てブラックで統一。メーターやセンターコンソールの縁取り、そして、アルミ調のアクセルおよびブレーキペダルなどは、シルバー系のアクセントが施されている。また、シートもブラックレザーのトップスポーツシートが採用され、運転席と助手席の背もたれには、「R」の刺繍がさりげなく入れられている。

駆動方式には、四輪駆動システム「4MOTION」を採用。これにあわせ、アダプティブクルーズコントロール“ACC”や、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”、時速30km/h未満で緊急ブレーキが作動する“シティエマージェンシーブレーキ”や、全ての速度域で先行車への追突を回避ないしは軽減するブレーキシステム“Front Assist Plus”、万が一の事故の危険性を感知すると、自動的にシートベルトを巻き上げ、開いているウインドーをわずかの隙間を残して閉じることでエアバックの作動を確実にし、安全性を高める“プロアクティブ・オキュパント・プロテクション”、追突時に車両が飛び出すことで生じる二次的な事故を抑止する“マルチコリジョンブレーキ”など、数多くの先進安全装備を搭載している。

フォルクスワーゲン ゴルフR 主要諸元

全長x全幅x全高：4275x1800x1465mm／ホイールベース：2635mm／エンジン種類：直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ（4バルブ）／総排気量：1984cc／最高出力：280PS（206kW）/5100~6500rpm／最大トルク：38.7kgm（380Nm）/1800-5100rpm／トランスミッション：6速DSG／駆動方式：4MOTION(四輪駆動)／燃料消費率：14.4km/L[JC08モード]／車両本体価格：5,100,000円[消費税5%込み]