トヨタ版スカイアクティブが“TNGA”だった!次世代はエンジンもミッションもTNGAに(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
TNGAとはプラットフォームだけではなかった
今まで『TNGA』とはプリウスやC-HRのプラットフォームのことを示すと理解していた。ところが、である。トヨタの次世代パワーユニット発表会に行って話を聞いてビックリ!次世代パワーユニットもTNGAなのだという。どうやらマツダの『スカイアクティブ(SKYACTIV)』と全く同じ意味合いらしい。
考えてみればTNGAの略は『トヨタ新世界戦略構造』。改めてTNGAを紹介している資料やトヨタのWebなどチェックしてみたら、パワーユニットについても明記されていた。つまりプリウスでアピールしていたのは“プリウス用のTNGAプラットフォーム”であり、全体のごく一部だったワケ。
どうやらTNGAの全体像は想像をはるかに超える規模のようだ。大雑把に言えば、トヨタのラインアップに採用されているプラットフォームを“ほぼ”刷新し、搭載されているエンジンやミッションも新世代のTNGA採用ユニットに数年スパンという短い時間で置き換えていくという。
TNGAの思想は驚きがいっぱい
さらに驚いたのがTNGAの思想。例えばエンジン。現在、同じ4気筒であっても、排気量が500cc程度違えば一回り大型になり、別個の生産ラインを使わなければならない。当然の如く部品も全く異なる。
また1500ccエンジンが売れ行き好調で2000ccエンジンは人気低迷となったらどうか?
1500ccエンジンの増産に苦労し、2000ccエンジンのライン稼働率低迷に悩まされる。エンジンを全て共通の生産ラインで作れるようにしておけば、同じ生産ラインを使え、生産台数のバラ付きにだって余裕で対応出来る。気筒数の増減で排気量を変えられれば一段と効率良い。
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