トヨタがEV開発急ぐ、豊田章男社長自らEV事業トップ就任でミドルクラスEV開発の指揮を執る(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
豊田社長自らEV開発の指揮をとる!
トヨタが本格的なEV(電気自動車)開発に着手する。11月30日に発表された人事異動を見ると本気度を理解出来ます。なんせ豊田章男社長自らEV事業統括室の統括に就任。
その上で技術陣として加藤副社長と、寺師副社長という歴代クラウンのチーフエンジニアを章男社長と同等の統括に任命。さらに小西常務が総務と人事担当ときた。この4人が揃えば、どんなムチャな条件を出してきても、もはや誰もモンクは言わない。いや、言えない。
驚きはまだまだ続く!車両の開発担当を見たら新型プリウス/プリウスPHVのチーフエンジニアである豊島さんである。どうやら駆動系はアイシン精機に担当させるらしく、アイシン精機から腕利きを引っ張ってきた。いやいや驚く!
どんなクルマを作るのかは全く不明ながら、ミドルクラスの開発部門なので、カローラ以上カムリ以下の車格ということになる。もちろんメインマーケットはアメリカだ。
ZEV規制など考えれば開発期間に猶予無し!直ちに取りかかり、2018年のLAショーで市販前提のコンセプトカーを見せてくれると思う。航続距離は最低300kmです。
欧州メーカーもEV普及に超急速充電計画へ
欧州メーカーも電気自動車普及に向け、スイッチが入った。VWグループとBMWグループ、ベンツ、欧州フォードは欧州の主要幹線道路400カ所に、チャデモの7倍の能力持つ超急速充電器ネットを展開するという合弁会社を計画している。
現在30分掛かっている急速充電が5分程度になるというからガソリン補給並だ。
超急速充電のスペックを見て驚く!何と350kWという。ちなみに日本の規格であるチャデモは50kW(500V/125A)。本当に350kWだとしたらハンパじゃない。
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