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試乗レポート 2013/10/23 17:39

トヨタ 先進技術試乗レポート ~自動運転から燃料電池、小型モビリティまで~/国沢光宏(1/2)

関連: トヨタ Text: 国沢 光宏 Photo: トヨタ自動車/オートックワン編集部
トヨタ 先進技術試乗レポート ~自動運転から燃料電池、小型モビリティまで~/国沢光宏

自動車評論家 国沢光宏 が思わずウナった先進技術とは!?

先日、トヨタの先進技術発表会が行われた。ここにきて注目を浴びている自動運転や、自動ブレーキに代表される安全技術。そして2015年に発売予定されている燃料電池自動車(FCV)、新しいコンセプトの「乗り物」など環境対応技術が盛り沢山。代表的な技術を紹介したい。果たして評論家をウナらせるか?

トヨタの『自動運転技術開発』はいかに?

高度運転支援システム高度運転支援システム

グーグルが世界に先駆けて自動運転のクルマを出して以後、自動運転技術は先端技術の代表のような存在になった。トヨタも負けちゃいけないと思ったのだろう。ミリ波レーダーで先行車との間隔を検知し、単眼のCCDカメラで車線を見るという手放し運転可能なシステムを出した。

TVや新聞記者の皆さんは感動しているようだけれど、御存知の通りミリ波レーダーと単眼カメラを使ったレーンキープシステムは2001年に日産が発売しているため目新しさ無し。現在進行形だけれど、国土交通省が手放し運転を絶対認めなかったため、その後全く進化せず。

トヨタも先進技術じゃ無いことを認識しているのだろう。ミリ波レーダー+単眼カメラに加え、700Mzの車々間通信を使い、先行車のブレーキやアクセルの情報を得て車間距離のコントロールをするという機能をアピールしている。先行車がブレーキ踏めば、即座に後続車も先行車のブレーキを認識出来るという寸法。

確かに現在のトヨタのミリ波レーダーだと精度が悪いため、先行車の減速を瞬時に判別出来ない。したがって車間距離が詰まりすぎ、結果的にキツいブレーキになってしまう。ただ精度の高いミリ波レーダーを使えば、お金の掛かる車々間通信をしないでも車間距離は調整可能。

そもそもメルセデス・ベンツが、10km/h以下での速度に限り、自動的に先行車を感知してハンドル操作してくれるクルーズコントロールを市販済(機能的には全速度手放しが可能)。トヨタは2010年代半ばに市販と言っているが、完全に出遅れた。評論家ウナらず。

高度運転支援システム高度運転支援システム高度運転支援システム高度運転支援システム高度運転支援システム
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ボルボやスバルにも引けをとらない、『自動操舵により衝突回避を支援する歩行者対応PCS(プリクラッシュセーフティシステム)』

衝突回避支援歩行者対応PCS
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歩行者の飛び出しを感知し、ブレーキだけでなくハンドルを操作して避けるというもの。トヨタの調査によれば、飛び出してきた人はクルマに気づいて立ち止まるのだという。そのままブレーキを掛けても間に合わないけれど、1mでも避ければ接触を避けられるそうな。

なるほど飛び出してきた歩行者の感知は早い!

ボルボの技術やスバル「アイサイト」「アイサイト」と比べ勝るとも劣らず。ただドライバーが前方を見ていれば十分にブレーキやハンドルによる回避が可能なタイミングです。この技術を伸ばし、人間より認知速度とブレーキ・ハンドル操作ができるようになったら素晴らしい!

理想は飛び出してきたら、ドライバーが驚いている間にブレーキと回避操作をしている、というイメージ。でも現在の反応速度でも脇見運転している人や、反応の鈍い高齢者などのアシストシステムとしちゃ有用。1日でも早い市販を希望しておく。評論家、少しウナりました。

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