スバル 新型レガシィ 新型車解説(1/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
コンセプトは“全性能進化”!年次改良とは思えない程の進化を遂げた「新型レガシィ」!
「スバル レガシィ」は、2009年5月のフルモデルチェンジで現行モデルに当たる5代目が登場した。
「レガシィ B4」「レガシィ ツーリングワゴン」「レガシィ アウトバック」の3タイプが同時に発表されたのは、このときが初めてだった。
レガシィは2011年6月にマイナーチェンジが実施されているが、今回、2012年5月に改めて改良が施され、さまざまな面でクルマの性能や機能を向上させてきた。
今回の改良コンセプトは“全性能進化”。「デザイン」「環境・燃費」「走り」「安心・安全」の4つの要素を進化させている。フルモデルチェンジでなくとも力の入った改良を実施するのが、スバルの常である。
新型レガシィのエクステリアは、スバルのアイデンティティを表現した新しいヘキサゴングリルやヘッドランプ、ワイド感を強めたバンパーなどによってフロント回りを一新。
新型レガシィ アウトバックはスバルのアイデンティティを表現するとともに、より力強い印象の専用グリル、大型バンパー、フォグランプなどを採用し、アウトバックらしさとスバルSUVのフラッグシップとしての存在感が表現された。
インテリアは、加飾パネルをダークメタリック調として全体的にスポーティなイメージが表現され、全グレードのシート表皮は上質なものに変更された。
また、電動パーキングブレーキやSIドライブのスイッチの配置を見直すことで、操作性を向上させている。
新型レガシィのメカニズムでは、新しくなったパワートレインに注目だ。
水平対向2.5リッターエンジンは新世代ボクサーエンジンに切り換えられ、従来のエンジンに比べると中低速域のトルクを向上させることで、軽い踏み込みでもレスポンス良く加速する軽快な走りを実現した。
同時にエンジン各部の改良によって効率を高めたほか、リニアトロニックCVTについても軽量コンパクト化を図るなどの改良を加えることで、軽快な走りと低燃費を実現させている。
また、スバルではインプレッサから採用が始まったアイドリングストップを新型レガシィにも拡大展開し、これも燃費向上の要素につなげている。
このほか、シャシーやボディ剛性の向上、前後ダンパーやスプリングの最適チューニング、リアにサブサポートフレームを追加するなど、足回りにも様々な改良を加えることで、軽快で安心感の高いハンドリングと乗り心地の良さを実現した。
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