―ダッジ・ラムを選んだ理由を教えて下さい。
もともとピックアップトラックという形が好きだったんです。昔からオフロードのオートバイに乗っていたので、ピックアップトラックにポンポ~ンと積んで、走りに行くっていうのが憧れでもあったんです。でも実は、アレを買う時に競合したクルマがあったんですよ。
―それは一体?
積載車、いわゆるローダーです。
普段のトレーニングは練習車であるランサー・エボリューションで行っているんですがその練習車の運搬のためのクルマが欲しかったんですよ。だけどローダーって、中古でボロボロのものでも結構高かった。個人で持つのには躊躇する価格だったんです。
じゃあどうせなら昔から好きだったピックアップトラックにして、トレーラーを引っ張るという形にすれば、普段でも使えるんじゃないかと思ってラムにしたんです。それでトレーラーを買って、けん引免許を取りました。
―こういうクルマを見ると、つい「燃費悪そう…」と思ってしまうんですけど、その辺は如何でしょうか?
このクルマは目立つみたいで、乗っていると色んな人に声掛けられるんです。一番多いのが「コレなんていうクルマ?」、その次に多いのが「燃費悪いでしょ?」(笑)
―で、その答えは?
19、って答えています。
―えっと…“ガロン”ですか?
お、惜しい!(笑)正解は『/100km』です。
―欧州式表示ですね(笑)ということは日本式に直すと…
約5.3km/lくらいですね。
―あれ?でもビックリするほど悪いって言うわけではないですね!この車格を考えるとむしろそんなに悪くないような。
はい、しかもレギュラーガソリンなので、劣悪というわけではないんですよ!
―こだわりのポイントはエンジンなどではなく、ベンチシートだとか。
僕は眠気に極端に弱いので(笑)、仮眠・休憩のためにはベンチシートがラクです。それに、反動ですかね。
競技では10時間以上、バケットシートに括りつけられているわけじゃないですか。もちろんバケットシートのほうがドライビングポジション的にイイというのもわかっているんですが、普段はゆったり乗りたいんですよ。
ちなみにこのクルマで気に入っているのはドリンクホルダー。1.5リットルのペットボトルがそのまま入ります。これを知った時には狂喜乱舞しました。
―さすが、ドリンクホルダーもアメリカンサイズ(笑)ところで、ドライブフィールはいかがでしょう?
いかにもアメ車らしく、ステアリングはふわふわしています。高速道路で『怖いな』と思ってメーター見たら、100km/hにも達していなかったりしているくらい。免許には優しいクルマと言えるでしょうね、スピードを出せませんから。
―アシもそうですか?
うん、不慣れな人が運転すると怖いかもしれません。一度段差を越えると、ボヨンボヨンと、振動がずっとあとまで響いたりしますからね。