ミラーレス車の認可OKは国交省の独り相撲?ミラーレス車は本当に出るの?
- 筆者: 国沢 光宏
もっと「認めて欲しい」技術はたくさんあるのに…
調べてみたのだけれど、少なくとも日本の大手自動車メーカーでミラーレス車の生産を開始しているケース無し。そもそも本日から生産を開始するのなら、認可はとっくに下りているハズ。
新型車やマイナーチェンジモデルにミラーレス車があるという情報も入ってこない。もしかして国交省の独り相撲か?だとしたらニーズが無いのに認可すると言ってることになる。
裸の王様のようで超カッコ悪い。自動車メーカーが国交省に対し「認めて欲しい」と懇願している技術はたくさんあるのに。
そもそも乗用車のミラーレス車なんて技術的に難しい。例えば雨。ミラーなら大きな面積を持つため、雨粒が付いても必要最小限の視界は確保可能。
けれど小型のカメラだと、小さい雨粒や汚れ付いただけで画像乱れてしまう。対策も出来るだろうけれど、コストが掛かりデザインの自由度も制限大。
「これはスゴイ!」というクルマが登場間近?
デザインといえば、カメラを付ける場所も難しい。車体に密着させたら後方視野を確保出来ず、かといって張り出せば貧弱な格好になる。その上で雨粒対策もしなけばならない。リア窓の室内側なら濡れない、と思うだろうけれど、車体後方は巻き上げる水しぶきにより、視界が大きく落ちてしまう。
といったことは国交省の役人だって簡単に考えられるハズ。オタンコではない。それでも認可に踏み切ったのだから、近々「これはスゴイ!」という車種やアイデアが出てくると考えるべきだ。
乗用車でなくても、バスやトラックに採用されるのかもしれない。はたまたBMWi8など輸入車か?
参考までに書いておくと、人間の目と同等の分解能力や反応速度を持つカメラ+表示画面+ソフトを構築しようとした場合、現時点では最低50万円くらいのコストが掛かると言われている。
人間の目より能力が低いカメラなど不要。果たして初採用の車種はなんだろう?分かり次第、お伝えします。
[Text:国沢光宏]
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