マクラーレン MP4-12C 試乗レポート/西川淳(1/4)
- 筆者: 西川 淳
その重量、たったの「75キロ」
またひとつ、スーパーカーの歴史に伝説が生まれようとしている。
過去に、3座のスーパーカー/F1やメルセデスとのコラボモデル/SLRを世に送り出したマクラーレンが、今度は完全オリジナル設計の2シーター・ミッドシップ・スーパーカーを作り上げた。
このMP4-12Cを手始めに、マクラーレンは世界一有名なレーシングチームのひとつという顔のほかに、スーパーカーメーカーとしての顔も持つ事になる(第2弾、第3弾も既に計画されている!)。
12Cの“核”となるのは、彼らがモノセルと呼ぶ、一体成型のバスタブ型カーボンファイバー強化プラスチック製(CFRP)モノコックボディだ。その重量は、たったの75キロだ。
フォーミュラ1とロードカーの分野において、世界で最初にCFRPボディ構造を使ったのが、何を隠そうマクラーレンだったわけだから、その選択そのものに驚きはない。
それよりもむしろ、これまで50万ドル超級のスーパースポーツにしか採用されていないCFRPボディ(レクサスLFAを思い出して欲しい)を、フェラーリ458イタリア級の価格帯で実現したことに驚く。
カーボンファイバーの自動車における歴史が、また一歩前進したというわけだ。
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