【発表会】ルノー メガーヌ/メガーヌ R.S マイナーチェンジモデル 発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:Photo: 松永和浩 レポート:松永和浩
フェイスリフトの内容は主にフロントマスクで、サイクルオブライフと呼ばれるルノーの新しいデザイン戦略に則ったビジュアルアイデンティティ、ブランドアイデンティティに変更された。より大きくなったエンブレムが、このクルマがルノーであることを主張する。基本的にエステートGT220はこのフロントマスクの変更のみにとどまる。
RSは加えて、内装のシート部分のステッチが赤となり、内装全体のアクセントカラーが赤に統一された。また、今回は奴田原選手がADVAN契約ドライバーであるために装着タイヤはヨコハマのADVAN AD08Rが装着されているが、通常はミシュラン・パイロットスポーツとなる。またホイールは純正オプション設定の鍛造ホイールで、標準装着の鋳造ホイールに比べ4kg軽い8kg/本となっている。奴田原選手もこの軽さは絶賛していたのが印象的だった。
日本はメガーヌRSのグローバル販売台数で世界第2位という好調なセールスを誇っており、重要なマーケットとなっている。だからこそ今回のフェイスリフト発表では、より購買層に近い人々が集う浅間ヒルクライムが舞台に選ばれ、インパクトのある登場の仕方で発表会が行われたのだということだ。
GT220は両タイプともにキックプレートやインパネ、グレードエンブレムの随所にRENAULT SPORTの文字が躍るが実際はルノーが生産している。RSはルノースポールでの生産となっているのでBMWで言うところのMスポーツとMの違いのようなものだ。ただし、部品で共通するものは多くABCペダルはRSと全く同じもの。そしてインパネ上部に備わるRSモニターも仕様は同じものだ。
RSモニターは通常、オーディオの状態や外気温、時計などが表示されているが、ステアリングコラム右側にあるスイッチで様々に切り替えることが可能。ラップ計測や0-400mタイム計測なども出来る。
ここで筆者として非常に気になるのが前後左右にかかる重力加速度(G)を表示するモニター。モニター上のボールを動かすことなくスムーズに走ることに役立ててもいいし、サーキット走行などで限界まで攻め込んだときにどこまでタイヤを使っているかの指針にもなる表示だ。うまく活用すれば運転の上達の近道にもなる。
基本的にメガーヌRSと共通の意匠を採用したインパネ周りはやる気を漲らせるに十分だ。控えめな外観にこの内装は、今までRSやエステートGT220を躊躇していた潜在購買層に刺激を与えることは間違いない。ルノー ・メガーヌ ハッチバックGT220はヒット作になりそうな予感がする。
メガーヌ ルノー・スポール 3,960,000円
メガーヌ エステートGT220 3,279,000円
メガーヌ ハッチバックGT220 3,179,000円
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