日産 NV200 バネット 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:吉澤 憲治
カッコイイ商用車の誕生です!
日産の商用車といえば・・・?
正解は“バネット” ワンボックス(エンジンルーム、キャビンが同じ枠内)で知られるこのクルマは、日産を代表するバンタイプの商用車だ。
現在はマツダのボンゴVANからのOEM供給を受けての販売となっているが、その歴史は古く、1978年にまで遡る。実に今年で誕生31年目を迎える商用車だ。
今回、そんな“バネット”に新型が誕生したので早速お伝えしたい。
実はオートックワンの新型車解説で商用車をご紹介するのは今回が初めての試みで、実際どんな点をピックアップすれば良いのか解らずであった。しかしこれがまた意外や以外、100%日産の開発の下行われた今回のフルモデルチェンジは、特にインテリア装備の気の利き様には、関心させられっぱなしといった印象であった。
実は先ほどから“バネット”と記載しているが、実はこの度からネーミングも一新され、その名も“NV200 バネット”という正式ネーミングで誕生することになったのだ。
一瞬コンセプトモデルかと思ってしまうこの名前の響きに、未来的なスタリングを想像してしまう方も多いと思う。
それもそのはずで記憶もまだ新しい2007年の東京モーターショウでは“NV200”のネーミングでコンセプトモデルとして披露されている。もちろん、その当時のデザインとは大分違うのだが、エクステリアデザインのフィルム自体にはさほど変更はなく、スポーティなトゥ ボックス(エンジンルーム+キャビンという枠組)スタイルはキチンと継承されているのである。
一方インテリアはウエストラインが低く開放的な点と、セレナに若干似ている横基調と縦基調のシンプルライトなインパネ(センタークラスター)が特徴だ。
メーター内にはエコドライブサポート機能を搭載し、瞬間燃費や平均燃費を表示させ、ドライバーにエコ運転(エコ配達!?)を意識させる車両情報ディスプレイを全車に標準装備しているのも面白い。
全体的に商用車という印象はかなり薄れていることもお伝えしておく。
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