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エクステリア
新型スカイラインのエクステリアは、FRならではの走りの良さを感じさせる佇まい。走る楽しさが伝わるような、躍動感あふれるスポーティなデザインとなっている。V35型スカイラインに対して全高を20mm下げ、全幅が20mm拡大され、ロー&ワイドなプロポーションを実現。4隅に配置した大径タイヤと、後輪に重心がかかった踏ん張り感のあるスタンスとなっている。
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リアスタイリング
豊かな表情をみせるCピラーとリアフェンダーの流れが、優雅で官能的な印象の新型スカイラインのリアスタイリング。
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フロントビュー
動きのある面が彫刻的な輝きを持つ新型スカイラインのフロントビュー。質感が高く精悍な表情を持つヘッドランプや、フェンダーの内側まで絞り込んだようなフロントフェンダーのラインと、フードパーティングラインにより、斬新さと高級感を演出。
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リアビュー
新型スカイラインのリアビュー。V35型から継承されたLシェイプテールランプは、より洗練さを増し進化。左右のエキゾーストフィニッシャーがパフォーマンスを予感させる。
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サイドビュー
ロングノーズ、後退させたAピラー、前傾したルーフラインがFRらしいダイナミックな動きを感じさせる新型スカイラインのサイドビュー。リアホイールへ向かって勢いよくカーブするキャラクターラインは後輪駆動感を強調し、張りのある豊かなショルダー面としっかりとした下半身はモダンな艶感が表現されてる。
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インテリア
新型スカイラインのインテリアは、走る楽しさを予感させる質が高く快適な室内空間。運転席は、運転する楽しさが感じられるように、少し囲まれ感のあるスポーティな室内としつつ、助手席や後席は、同乗者のために広くて居心地のよい空間としている。また、本アルミや本木目のフィニッシャー、手縫いのステアリングなど、こだわりのアイテムが使われている。
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フロントシート
新型スカイラインは、V35型に対してヒップポイントを27mm下げ、ゆとりあるヘッドルームを確保。スポーティな乗車姿勢にしながらも、低く抑揚のついたボンネットによって広い視界を確保し、車幅感覚を認識しやすくなっているシートスライドの調整量は240mmから264mmへと前後12mmずつ増加。ステアリング位置の調整も、テレスコ量は20mmから47mmに、チルト量を60mmから65mmに拡大され、様々な体型に対応。
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リアシート
V35型でも好評だった後席ニールーム/ヘッドルームのクリアランスの大きさを継承。新型スカイラインでは、後席と前席のヒップポイントに高低差をつけることで、後席の快適性に大きく影響する後席視界を広げ、同乗者の居住性を配慮。
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カーナビ
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トランクルーム
VDA容量430リットルを確保する新型スカイラインのトランクルーム。9インチゴルフバッグ4個とスポーツバッグ2個を積載可能。デュアルリンク式ヒンジとダンパーにより、デッドスペースを最小化するとともに、スムーズな開閉を実現。ジャッキ、車載工具等はトランクカーペット下の専用スペースに収納される。
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エンジン (VQ35HR)
FR専用の新型VQ35HR(3.5L)エンジン。クランクシャフトの支持剛性を高めるラダーフレームを採用し、クランクシャフトのジャーナルとピンのサイズアップを行い、振動低減、クランクの曲がり、ねじりを抑制し、高回転を可能としている。気持ちよい走りを実現する、レブリミット7500rpmの高回転型エンジン。最大出力は、232kW(315PS)/6,800rpm、最高出力は358N・m(35.6kgm)/4,800rpmを発生する。
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エンジン (VQ25HR)
VQ25HR(2.5L)エンジン。高回転まで軽く吹けあがり、レスポンスの良いエンジンを目指し、主要寸法の見直しから行われた。また、環境や低燃費にも配慮したエンジンとなり、運転する楽しさを体感できる。最大出力は、165kW(225PS)/6,800rpm、最高出力は263N・m(26.8kgm)/4,800rpmを発生する。
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5速オートマチック
新型スカイラインは、全モデルでDSモード付フルデンジ電子制御5速オートマチックを搭載する。「ストレートシフト+ドライバー側マニュアルシフト」を採用し、使いやすさを追求。通常のDモードではスムーズな走り、マニュアルモードではショートストローク化により操作性を向上。シーンに合わせた走りを可能にしている。シフトレバーをマニュアルゲート(ドライバー)側に倒すとDSモードに切り替わり、よりスポーツ走行に適したシフトスケジュールを選択する。また、走行状況に応じてコーナリング中にギアホールドする機能やブレーキング時にシンクロレブコントロールが動きダウンシフトする機能を備える。
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メーター
白照明のファインビジョンメーター。青紫に浮かび上がるリングがアクセント。
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ステアリング&パドルシフト
ファイングリップタイプの本革巻きステアリングは、手縫い巻き本革に握った感じを配慮して、平行ステッチを採用。Type SP、Type Sに標準装備されるパドルシフトには、マグネシム製。軽量かつ高い剛性をもつマグネシウムを採用することにより、高級感のあるデザインを高い操作性を実現する。人間工学に基づいた最適なレイアウトで、ステアリングから手を離すことなく操作でき、スフトレバーに触ることなくパドル操作のみでマニュアルモードに移行できる制御もあわせて採用している。
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タイヤ&ホイール
標準グレードは、高級感あるクロームカラーコートを施した17インチアルミホイールを採用。スポーツグレードは、前後で異なるサイズのタイヤを装備し、同様にクロームカラーコートの18インチアルミホイールで引き締まった足元の印象を表現している。
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アナログ時計
アナログ時計は高級感を演出。
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エンジンスターター
エンジンスイッチをプッシュするだけでエンジンが始動するプッシュエンジンスターターは、スポーティな走りを予感させる。
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フロントマスク
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サイドブラインドモニター
車両左前方の死角を減らし、道路端への幅寄せや駐車、そして狭い道でのすれ違いなどをサポートする装備。高感度近赤外線CCDカメラ(LED)付で、夜間の視認性も確保。(メーカーオプション)
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バックビューカメラ
小型CCDカメラにより後方視界をモニターにカラー表示。予想進路線表示機能付車では、ステアリングを切る量や後退する方向などもわかりやすくする。(メーカーオプション)
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ヘッドライト
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テールランプ
洗練さを増し、進化した形のLシェイプテールランプはV35型からの継承。LEDの丸型4灯を内蔵。
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イメージ
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新型スカイライン
12代目となる新型スカイライン(V36)のコンセプトは「魅惑・洗練・高性能」。世界でトップクラスの、魅惑的で、洗練されていて、何より、高性能なセダンを目指して開発された寸法は、全長4,750mm × 全幅1,750mm × 全高1,440mm。V35型に比べ、全長で+5mm、全幅で+20mm、全高で-20mmとし、ロー&ワイドなへ駆動感あふれるスタイリングとなった。新型スカイラインでは、V35型スカイラインをはじめ、フェアレディZやフーガなどで確立させたFMパッケージを見つめ直し改めて開発、新世代へと進化させた。エンジン位置を15mm下げるとこなどにより、一層の低重心化を実現。これにより、高い走行性能と居住空間を両立するとともに、歩行者保護機能を大きく向上させている。