日産 リーフ 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
静かに、直線的に、車速を高めるこの感覚は新幹線に近い
14年ぶりの感動だった。
思い出すのは1997年に登場した初代プリウス。モーターで滑らかに発進し、途中で静かにエンジンが始動して驚いた。
そして2011年。試乗の機会を得たリーフは、エンジンを排してモーターのみの走行を確立させている。
ちなみに1997年には、ステップワゴンやエルグランドの初代モデルが登場。これらミニバンの空間効率は、今でもあまり変わらない。ミニバン人気も依然として続く。
クルマの進化が滞ったと諦めがちな昨今だが、環境技術は激変している。それを示すのが、わずか14年間で実現した初代プリウスからリーフへの発展だ。
モーター駆動だから、プリウスと違って、抜群に静かで滑らかな走りが発進後も続く。車内で聞こえる主な音は、タイヤが路面の上を転がる時に発するロードノイズだけ。
アクセルを踏み込むと、直流を交流に変換してモーターを制御するインバーターを含め、少し高周波が増す。それでもエンジンに比べれば格段に静か。変速も伴わず、静かに、直線的に車速を高める感覚は新幹線に近い。
モーターの最高出力は80kW(109馬力)で1.5リッターエンジン並みだが、最大トルクは280N・m(28.6kgfーm)だから2.5リッターに匹敵する。しかもエンジンが回転の上昇に伴って駆動力を高めていくのに対し、モーターは瞬時に強い力を発揮する。
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