日産 エルグランド 試乗レポート/小沢コージ(1/4)

日産 エルグランド 試乗レポート/小沢コージ
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新たなジャンル「高級ミニバン」を確立したエルグランド

新型エルグランド

日本を代表するゴージャスミニバン、日産エルグランドが8年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。

今回で3代目モデルであり、満を持して変貌を遂げた結果、発表後わずか1ヶ月で、目標の約5倍となる受注1万台オーバーを記録!目下、絶好調である。

ご存じの通り、97年に登場した初代エルグランドは、ある意味日本のミニバン界に革命をもたらした。それまでの3列シートミニバンといえば、ホンダ オデッセイやステップワゴンに代表されるような実用性が重視されたクルマばかりで、快適ではあるものの「高級」と呼べるものはほぼ無かったに等しい。

しかし、初代エルグランドは当時のFR系SUVをベースに、高級車に使われていた上質な3リッター級V6エンジンを搭載。

エルグランド E51(2台目)

さらに2代目モデルは、リアサスをマルチリンク式にして乗り心地を向上。

そして、トヨタ クラウンや同社のセドリック・グロリアなどに負けない大型グリルに上質なシート、インテリアを備えることにより、独自の高級多人数移動空間を創造した。

それは、いわば「路上を走るクルーザー」「7~8人乗りセドリック」であり、まさにキング・オブ・ミニバンであった。

トヨタ アルファード(2002年モデル)

ところが、2002年の2代目発表直後に、トヨタが対抗馬「アルファード」を発表。

エルグランドに負けない押しの強いスタイリングを持ちつつ、新たにFFシャシーを採用。エルグランドにはない広さ、乗り降りのし易さを持ち、あっという間に形勢は逆転した。

もちろん、エルグランドのFR車ならではの走りや独特のデザインに根強いファンは多かったが、アルファードの快適性とトヨタの強力な販売力もあって、エルグランドは“キング・オブ・ミニバン”の座から事実上陥落した。

しかし、国内専用車といえど1台当たりの利益が大きい同ジャンル。実に8年ぶりに日産も逆襲に転じたというわけだ。

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小沢 コージ
筆者小沢 コージ

横浜市出身。バラエティ自動車ジャーナリスト。自動車メーカー、「NAVI」編集部員を経てフリーに。現在、雑誌やネットに多数連載。記事一覧を見る

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