クライスラー、ジープ グランドチェロキーをフルモデルチェンジ

クライスラー日本は、ジープブランドのフラッグシップモデルである「新型ジープ グランドチェロキー」を3月12日（土）より全国のクライスラー販売店を通じ発売すると発表した。

ジープ グランドチェロキーは、1992年に発売以来、プレミアムSUV市場を築き上げてきたジープブランドのフラッグシップモデルだ。

4世代目となる新型 グランドチェロキーは、プレミアムSUVにふさわしいオンロード性能を実現しつつ、ジープ伝統のオフロード走破性を継承、新開発クォドラリフト エアサスペンションシステムをジープ製品として初めて採用したほか、オンロード、オフロードの走行条件に最も適した駆動システムが選択できる新開発 セレクテレイン トラクションコントロールシステムを搭載している。

エンジンは、新開発3.6LペンタスターV型6気筒エンジンを初めて採用。

同エンジンは、ダブルオーバーヘッドカムシャフト（DOHC）と高圧アルミニウムダイカストによるシリンダーバンク60度のシリンダーブロックを採用し、可変バルブタイミング（VVT）を搭載。

最高出力210kW（286ps）、最大トルク347N・m（35.4kg・m）を発揮し、燃費は先代のV型6気筒エンジンより10％以上改善している。

トランスミッションには、なめらかなシフトと良好な燃費を実現することで定評がある5速オートマチックを採用。この5速トランスミッションは、アダプティブエレクトロニックコントロール、またはドライバーがマニュアル感覚の操作を行える電子制御式レンジセレクト（ERS）および電子制御トルクコンバータークラッチを搭載している。

ジープ初採用のクォドラリフトエアサスペンションはリミテッドにメーカーオプション設定となっており、5段階の車高設定により最適な走行性能を実現。

また車高調整機構にはクローズドシステムを採用しており、制御を実行してから車両が変化するまでの時間が短縮されている。