サーブ、新型9-4Xがロサンゼルスモーターショーで世界デビュー
![SAAB 9-4X](https://cdn.autoc-one.jp/image/images/631520/001_l.jpg)
サーブは、来月開催されるロサンゼルス・モーターショーにおいて、中型クロスオーバーの新型車「9-4X」を出展すると発表した。
9-4Xは、スタイリング・サイズ共に、オールラウンドカーの9-3Xと新型9-5セダンの中間に設定されている。
9-4XのエンジンルームにはコンパクトなV6エンジンを搭載。自然吸気式またはターボチャージャー搭載エンジンを選択できる。265hpの3.0リッターエンジンはエントリーレベルのモデルで、直接燃料噴射式、可変バルブタイミング機構を採用。
一方、300hpの2.8リッターエンジンは、直接噴射式の代わりにツインスクロールターボチャージャーが採用され、最上位モデルのエアロシリーズ限定となっている。いずれのエンジンも、アダプティブコントロールで電子制御された6速オートマチックトランスミッションと組み合わされている。
「9-4Xのデビューによって、サーブブランドの魅力を大勢の方々に知っていただけるようになるでしょう」と語る、サーブ・オートモービルCEOの Åke Jonsson。
「急成長を遂げるクロスオーバーセグメントへの参入を果たすこととなったこの車は、先進的なスカンジナビアンデザイン、スポーティで信頼性の高いドライビング性能といった重要なカギとなる部分で、サーブブランドの価値を体現しています。このエキサイティングな9-4Xは、サーブ車をご愛顧いただいている多くのオーナー様の心を捉えることになるでしょうし、サーブブランドに新たなお客様をもたらしてくれるものと我々は確信しています。」
9-4Xは来年5月に北米で販売が開始され、欧州その他の市場では8月の販売開始が予定されている。
価格については現在は未定で、販売開始直前に発表される予定だ。