GM、ブライト・オートモーティブ社との戦略的提携を発表
GMとブライト・オートモーティブ社は3日、戦略的な提携を進めていくことで合意し、GMがブライト社に資金提供を行ったと発表した。これは、このほど新設されたゼネラル・モーターズ・ベンチャーズにとって初めての投資案件であり、ブライト社の革新的なプラグイン・ハイブリッドカー、IDEAの生産を加速するものである。
ブライト・オートモーティブ社の会長兼CEO、ルーベン・ミュンガーは、「GMとの提携は、当社にとって価値のある進歩であり、当社の経験豊かな自動車チームや素晴らしい製品に対して、強い支持が得られたことを物語っている。今回の契約で当社は財政援助を受け、IDEAの量産に拍車をかけることができる。さらに重要な事実としては、電気自動車の分野で世界をリードする戦略的パートナーを得たということだ」と語った。
両社は7月に覚書を取り交わしている。GMベンチャーズは今週、ブライト社に資金提供を行ったばかりで、今年後半にも正式な契約を交わす予定。契約およびその他の条件が合意に達すれば、GMベンチャーズはブライト・オートモーティブ社(www.brightautomotive.com)の株を一部保有し、ブライト社はGMの技術や新型エンジン・トランスミッションシステムを自社の自動車開発に生かすことができる。
GMベンチャーズ社長のジョン・ラウクナーは、「設立後まもない会社への投資は今までのGMではなかったことだ。これで革新的技術の導入が促進され、基幹の自動車事業への支援と市場優位性が得られることになる。今回の案件ではブライト・オートモーティブ社への投資により、商用車への最新推進技術や軽量化技術の導入が加速されるだろう」と語った。
ブライト・オートモーティブ社の上席副社長マイケル・ブリロウスキーは、「大手自動車メーカー数社と話し合いを持ったが、GMには明確なビジョンと最高の技術があり、当社の方向性に最も近いものを感じた。GMとともに米国の雇用を生み出し、技術開発に貢献できることを大変喜ばしく思っている。革新的な米国車をつくり出し、企業の石油依存からの脱却とコストカットに貢献していく」と語った。
IDEAの開発において、ブライト社は白紙の状態からスタートした。顧客の声を聴き、軽量化や空気力学、動力伝達系の効率化に焦点を置いた新しい手法によって、高効率で経済的なメリットも明確な業務用の多目的車が完成した。
IDEAの燃料効率は同クラスのなかでも際立っており、所有コストも抑えられている。電気モードでの航続距離は40マイルで、ハイブリッドモードでは約36mpgの燃費を実現。日々の運転状況によっては100mpg以上を実現する可能性も秘めている。
GMベンチャーズによる投資により、ブライト社は2010年第3四半期よりIDEAの生産計画を前倒しすることが可能となる見込み。ブライト社は引き続き、エネルギー省のATVM融資プログラムを通じた低利融資を模索している。金銭面の条件は非公開となっている。
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