アウディA5クーペ、栄誉あるドイツ連邦デザイン賞を受賞
ヴァルター デ シルバ:「アウディA5クーペは、私がデザインしたもっとも美しい車」
「ドイツデザイン界のオスカー」、デ シルバのアウディでの長期にわたる質の高い仕事を評価
アウディは、「A5クーペ」がドイツデザイン協議会による、栄誉ある2010年度ドイツ連邦デザイン賞を受賞したと発表した。
アウディのチーフデザイナーとしてA5クーペをデザインしたヴァルター デ シルバ(2007年以降 フォルクスワーゲングループのデザイン統括責任者)は、次のように述べている。
「アウディA5クーペは私がデザインしたもっとも美しい車であり、デザインにおけるアイコンの領域へと達しようとしています。私は、この栄誉を大変嬉しく思うと共に、仕事が報われたと感じています。」
ドイツにおけるすべてのデザイン賞の中でもっとも権威あるこの賞の授賞式は、2010年2月12日に、フランクフルト市で行われる国際見本市アンビエンテの開会式の一部として行なわれる予定だ。
A5クーペのプロポーションは、きわめてワイドで低いスタンス、短いフロント・オーバーハングと組み合わせられた長いホイールベース、そしてCピラーから短いリアまでの流れるような造形が特徴。
「バックルーフピラーが流れ込み、短いリアへとゆっくりつながってゆくショルダーラインの伸び方。それこそが、A5を典型的なグランドツアラー、洗練されたツーリングスポーツカーにしている要素です」とデ シルバは説明している。
2007年6月の発表から2009年9月末までの間、全世界での売上台数はおよそ11万2,000台。ドイツ、米国、英国、フランス、イタリアが特に大きな市場となっており、日本では2008年2月の発売以来、1,216台を販売している(2009年9月末)。
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