800馬力のハイパーハイブリッドスポーツカー!?AMG GTコンセプトがジュネーブモーターショーをアツくする。
2017年3月7日、スイス・ジュネーブモーターショーで、メルセデス・AMGのコンセプトモデル“Mercedes-AMG GT Concept”が公開された。
このコンセプトカーは、メルセデス・ベンツ50周年を記念すると同時に、AMGの次の50年を象徴するモデル。開発テーマは“Driving Paformance”。
AMGはメルセデス・ベンツの高性能車部門に当たるが、このコンセプトカーのドライブトレインはなんとハイブリッド。4リッターV8ツインターボエンジンと、軽量・コンパクトな大出力モーターを組み合わせ、最大800hpを発生させるハイパースポーツカーだ。駆動方式は4WD。
「0-100km/hは3秒以下の見込み。まさに“プレデター”だ。」と関係者は誇らしげに語る。
このGTコンセプトは、2010年に発表されたSLS AMG、現在販売されているAMG GTに続いて、AMG独自のモデルとしてリリースする3番目のモデル。
性能だけでなく、AMG GTを彷彿とさせるデザインが随所に施された4シータークーペである。 AMGのCIである“Panamericana grille(パナメリカーナ・グリル)”からダイナミックなラインを描き伸びるロングノーズと、マッシブでありつつスパルタンに切り込んだファストバックスタイルが、高級感とスポーツカーらしさを演出している。
AMGによれば、大型テールゲートとバリエーション豊かなシートアレンジによって、日常使いにも適しているとのこと。
同社の先進技術である“Nano active fibre technology(ナノ・アクティブ・ファイバー・テクノロジー)”によって、より美しく、より高輝度になったデイライトがヘッドライトに埋め込まれ、印象的なフロントフェイスになっている。
リアのデザインには、現行のAMG GTを彷彿とさせるデザインが施され、こちらも高輝度になったいわゆる「流れるウィンカー」が搭載されている。
ルーフ、フロントスポイラー、サイドシルパネル、リアディフューザーは高クオリティかつ軽量なカーボン素材を採用。さらに、ブロンズカラーにペイントされたブレーキキャリパーには“AMG Carbon Ceramic”の文字がレタリングされており、走りに関して一切の隙を見せてはくれない。
なおこのメルセデス・AMG GTコンセプト、市販化の動きは明らかにされていないが、ご覧の通りきわめて現実味を帯びたスタイリングで完成度も高い。そう遠くない時期に市販モデルも出てくるだろう。
AMGにおけるハイブリッドモデルのブランド名は“EQ Power+(イーキューパワープラス)”。
2017年2月23日に発表されたF1マシン“W08 EQ Power+”の名前に由来するこのパワートレインは、今後AMGで登場するハイブリッドモデルすべてに採用される予定。
GTコンセプトでは、サイドミラー代わりに取り付けられたカメラにこのロゴが表記されている。
発表会では、「2年以内に充電設備などのインフラを整備していく」と述べており、今後のメルセデスブランド、AMGブランドの電動化が期待される。
▼2017年ジュネーブモーターショー 発表会の様子(AMG GTコンセプト アンヴェール式から)
AMG GTコンセプトが発表会に登場する様子。
関係者が“プレデター”と称するハイパーマシンの、“咆哮”とも言えるV8エンジンサウンドを聞くこともできるので興味がある方は必聴だ。
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