ホンダ、二輪車X-ADV/CRF250 RALLYをミラノショーで世界初公開

X-ADV/CRF250 RALLYFなど、日本でも販売予定

X-ADV

ホンダは、イタリア・ミラノで開催されるEICMA2016(ミラノショー、一般公開:11月10日~11月13日)で、アドベンチャースピリットにあふれるスタイリングのX-ADVと、ラリーレーサーCRF450 RALLYのフォルムをほうふつさせるCRF250 RALLYを世界初公開した。

さらに、モデルチェンジを図ったCBR1000RR Fireblade、ミドルクラスのCBR650F/CB650F、スクーターのSH125i/SH150i/VISIONの2017年モデルも発表した。

なお、X-ADV/CRF250 RALLYF/CBR1000RR FirebladeF/CBR650FF/CB650Fは、日本での販売を予定している。

【X-ADV】

X-ADVは、アドベンチャースピリットにあふれるスタイリングと装備に加え、都市での快適な走行と利便性を高次元で融合させ、新しいジャンルを目指したモーターサイクル。アップライトなライディングポジションと衝撃吸収性に優れた前・後サスペンションなどによって、未舗装路の走行にも考慮した。

また、5段階に調節可能なウインドスクリーンやフルフェイスヘルメットが収納できるラゲッジボックスを装備するなど、都市部での快適な走行と高い利便性も備えている。

エンジンは、力強いトルク特性の水冷4ストロークOHC直列2気筒745ccを搭載。トランスミッションには、ホンダの独自技術である二輪車用DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を標準装備した。

【CRF250 RALLY】

CRF250 RALLY

開発のキーワードを「ザ・ダカールレプリカ 週末の冒険者へ!」と定め、ワークスマシンCRF450 RALLYのフォルムとカラーリングをほうふつさせるスタイリングを実現した。

快適な高速巡航を可能とする、ウインドプロテクションに優れたフロントスクリーンや、不整地走行を考慮したロングストロークの前・後サスペンションを採用。ヘッドライトは、ラリーマシンと同様のフレームマウントで、左右非対称の二眼LEDを採用し、個性的なフロントビューとした。

水冷4ストロークDOHC単気筒250ccエンジンは、低回転域でのトルクと高回転域でのピーク出力の向上を図ることで、扱いやすさと力強さを高めた。なお、ブレーキシステムは、制動時の安心感を高めたABSを採用するなど、アドベンチャーモデルにふさわしい充実した装備とした。

【CBR1000RR Fireblade】

CBR1000RR Fireblade

新型CBR1000RR Firebladeは、1992年発売の初代モデルCBR900RRから続く「操る楽しみ」のコンセプトを継承しながら、さらに大幅な軽量化と出力向上を図り、軽快なハンドリングと操縦性を進化させた。

またRC213V-Sのシステムをベースに開発した総合的な電子制御システムを新たに採用。ライダーをさまざまなライディングシーンでサポートする。

【CBR650F/CB650F】

CBR650F
CB650F

両モデルともに、エンジンは吸気系と排気系を変更することで、最高出力で3kWの向上を図った。

また、フロントサスペンションには、ショーワ製のデュアルベンディングバルブのフロントフォークを採用し、より軽快で力強いスポーティーな走行フィーリングを実現した。

CBR650Fのスタイリングは、スーパースポーツモデルCBR1000RR Firebladeのイメージを取り入れた、アグレッシブなデザインとした。CB650Fのスタイリングは、さらに凝縮感を高めた力強いデザインを採用した。

【SH125i/SH150i】

SH125i

両モデルともに、モデルチェンジを図ることで、EURO4に適合する高い環境性能を実現するとともに、出力性能をさらに高めた。

また、外観デザインを一新し、ヘッドライトとテールランプにはLEDを採用。なお、メインキーには、ホンダ スマートキーシステムを採用するなど、使い勝手の向上にも配慮した。

【VISION】

VISION

モデルチェンジを図った新型VISIONのエンジンは、低フリクション技術を採用した空冷4ストロークOHC単気筒108ccを搭載。環境性能と力強く扱いやすい出力特性を両立している。

また、外観デザインを一新するとともに、さらにゆったりとしたライディングポジションが可能な車体構成とした。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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