シボレー「新型コルベットC7.R」、USCC今季初勝利
USCC(ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ)第3戦が、米国カリフォルニア州ロングビーチで開催された。
ゼネラルモーターズ(GM)のブランドの一つであるシボレーの「新型 コルベットZ06」と同時に開発されたレースカー「コルベットC7.R」が、BMW、ポルシェ、フェラーリなどが出場するGTLMクラスにおいて、今季初勝利。「#3 コルベットC7.R」のヤン・マグナッセンとアントニオ・ガルシアは、1ラウンド以外は全てリードし、2位の「#56 BMW Z4 GTE」に5.408秒の差で、チェッカーフラッグを受けた。さらに、「#4 コルベットC7.R」のオリバー・ギャビンとトミー・ミルナーは3位でフィニッシュとなった。
今後、「コルベットC7.R」は、2014年6月、過去7回の優勝を誇るル・マン24時間レースのGTEプロクラスに出場することが予定されている。1999年、「コルベットC5-R」がワークスマシンとしてデビューして以来、コルベット・レーシングは、比類のない成功を収めてきた。「コルベットC5-R・C6.R」は、アメリカン・ル・マン・シリーズにおいて、90勝を上げ、10度のマニュファクチャラーズ・チャンピオンを獲得している。2013年のコルベット・レーシングは、アメリカン・ル・マン・シリーズのGTクラスで5回優勝し、2年連続で、マニュファクチャラーズ、チーム、ドライバーズのチャンピオンシップを独占している。
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