アウディ、新型A4＆新型S4を発表

アウディ ジャパンは、2008年の国内導入以来、高い人気を誇る「アウディ A4」シリーズをモデルチェンジし、4月3日より販売を開始すると発表した。

新型A4のラインナップを構成するTFSIガソリンユニットは、すべて過給システムと直噴方式を採用。また、スタート ストップ システムとエネルギー回収システムはすべてのモデルに標準装備され、さらに効率が高められた。

シャシーは繊細なチューニングが施され、アウディドライブセレクトおよびダイナミックステアリングが、ドライビングの楽しみを高める。（新型A4 2.0 TFSI 及びA4 2.0TFSI quattroにオプション、新型S4は標準装備）。

「オート」「コンフォート」「ダイナミック」等、選択したドライブモードに合わせ、ステアリングギヤレシオ、変速パターン、ショックアブソーバー減衰力、スロットル制御を同時に変更することができる。

また、新たに追加された「エフィシェンシーモード」ではエンジンとギアシフトプログラムが燃料消費を最適化するよう機能し、効率的なドライブを可能にしている。

新型A4シリーズの新しいスタイルは、フロントエンドにおいて水平方向のラインが強調されている。

ボンネットは曲線的なラインを描き、シングルフレームグリルの上部コーナーは角が落とされ、クロスバーとアウディリングはより三次元的な造形となっているほか、バンパーもリデザインされ、角度の付いたエアインレット、新しいグリル、フラットなフロントフォグライトなどと相まって、見る者に強い印象を与える。

バイキセノンヘッドライトは、下端をゆるやかな波形とし、内部構造も新しくなっている。ウイングタイプのLEDポジショニングランプは、均質な細い光の帯としてキセノンレンズを取り囲むように設置。テールライトもヘッドライトの形状を反映し、LEDによって構成される。リアバンパーにはディフューザーインサートが設置された。

インテリアは、ハイグロス仕上げとコントロールスイッチの回りに採用された細いクロームトリムにより、さらに洗練されている。また、細部にわたる入念な仕上げにより、各機能はよりシンプルかつ直感的な操作が可能になった。

シリーズのトップモデル、S4シリーズも新型になり、熟成が進んだ。

セダンとアバントが用意されるアウディ S4は、ヘッドライト、バンパー、エアインレット、ボディカラーなどが変更された。また、インテリアも、細部に渡って改良されている。エンジンは、245kW（333ps）と440Nm（44.9kg-m）を発生する、シリーズ中もっとも強力な3.0 TFSIを搭載。

0～100km/hまでを5.0秒フラットで加速し、最高速度は250km/hで電子リミッターが作動。Sスポーツサスペンションと18インチホイールにより、強烈なグリップ力を発揮する。

アウディ 新型A4＆新型S4のグレードと価格

新型A4 2.0 TFSI／直4 2.0リッターDOHC／FF／右／マルチトロニック／4,400,000円

新型A4 2.0 TFSI quattro／直4 2.0リッター DOHC／クワトロ／右／7速Sトロニック／5,230,000円

新型S4／V6 スーパーチャージャー 3.0リッター DOHC／クワトロ／右・左／7速Sトロニック／7,990,000円

新型A4 Avant 2.0TFSI／直4インタークーラーターボ 2.0リッター DOHC／クワトロ／右／7速Sトロニック／4,580,000円

新型A4 Avant 2.0TFSI quattro／直4インタークーラーターボ 2.0リッター DOHC／クワトロ／右／7速Sトロニック／5,410,000円

新型S4 Avant／V6 スーパーチャージャー 3.0リッター DOHC／クワトロ／右・左／7速Sトロニック／8,170,000円