メルセデスAMG GTに待望のオープン追加|”究極のハイパフォーマンス”AMGが 50 周年
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:小鮒 康一
AMG50年の歴史を振り返る
8月25日にAMG TOKYO Setagayaにて”究極のハイパフォーマンス”を追求するメルセデスAMG設立50周年を記念し、 新型 AMGモデルの発表イベントが行われた。
AMGは「モータースポーツこそが技術力の優秀性を何よりも端的に示す」という確固たる信念に基づき、1967年に誕生。その名は、創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒトの「A」、パートナーのエバハルト・メルヒャーの「M」、アウフレヒトの出生地グローザスパッハの「G」の頭文字から取られている。そのAMGの名前を一躍有名にしたのが、1971年のスパ・フランコルシャン24時間耐久レースでクラス優勝を成し遂げた300SEL6.8であり、1988年からはメルセデス・ベンツと本格的なパートナーシップを組み、1993年には初の共同開発モデルであるC36 AMGを発表して以降、モータースポーツ活動を通して培ったテクノロジーでメルセデスのトップパフォーマンスモデルの開発とエンジンの生産を行なっている。
メルセデスAMG GTに待望のオープンモデルが追加
そんなメルセデスAMGが今回新たに発表したのは、すでに同ブランドのフラッグシップスポーツモデルとしてリリースされているメルセデスAMG GTのオープンモデルに当たる「メルセデスAMG GTロードスター」と「メルセデスAMG GT C ロードスター」の2車種、そしてAMG E63シリーズに新たに追加された「メルセデスAMG E63 4MATIC+」、「メルセデスAMG E63 4MATIC+ステーションワゴン」、「メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ステーションワゴン」そして期間限定で販売される「メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ Edition1」の計6モデルだ。
この中でもやはり注目なのが、メルセデスAMG GTに新たに追加されたロードスターシリーズだろう。
走行中でも50km/hまでは開閉可能なアコースティックソフトトップは約11秒で開閉可能。動作は全て自動で行われ、ボタン操作のみでいつでもオープンエアモータリングを楽しむことができる。
AMG E63には世界最速のステーションワゴンが追加
同日発表されたE63シリーズの中の注目は「メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ステーションワゴン」だ。
先代比27PS/20kWの出力と50N・mのトルクが上乗せされ、612PS(450kW)/850N・mという強大なPOWERを手に入れた同車は、0-100km/h加速3.5秒と先ほどのGT Cロードスターを上回り、セグメントトップの動力性能を実現している。にもかかわらず、最大1820リッターの大容量ラゲッジルームや、安全運転支援システム「レーダーセーフティ」を標準装備し、部分自動運転をも実現しているため、1台でサーキットから長距離ドライブまで難なくこなしてくれるという点が素晴らしい。
AMGプロダクトマネージャーによる実車解説も
当日はメルセデスAMG社AMGプロダクトマネージャーであるアルネ・ウィーブキング氏が来日し、メルセデスAMG GT Rについてのウォークアラウンド形式の技術説明も行われた。ここでは実車を使用してAMG初の4輪操舵システムの「AMG リア・アクスルステアリング」の説明や、エキゾーストサウンドを実際に聞くなど、普段なかなか体感できない貴重な体験をすることができたほか、リフトアップされた同車両の下に潜り込んで、新開発の「アクティブ・エアロダイナミクス・システム」の作動方法なども詳しく知ることができ、まさに役得といったところであった。
他メーカーのハイパフォーマンスモデルと異なり、大人しめの外観にもかかわらず、獰猛なパフォーマンスを秘めているメルセデスAMG。違いの分かるツウ好みの選択肢と言えそうだ。
[Photo&レポート:小鮒康一]
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