ヤマハ 電動アシスト自転車「PAS(パス)」にシニア世代向けモデルが追加
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部・ヤマハ発動機 レポート:オートックワン編集部
女子高生からファミリー、シニアまで・・・ヤマハPASシリーズのフルラインナップが完成
電動アシスト自転車の代名詞「ヤマハ PAS(パス)」は、1993年のデビューから既に20年以上が経過。当初は動力補助のメリットを直接享受出来るシニア層が顧客の中心だったが、ファミリー向けモデルを設定したことで、ユーザー層が広がった。その後3人乗り自転車の法制化により、チャイルドシートを備えたファミリーモデルはさらに拡大。さらには小径タイヤの軽快なモデルやスポーティモデルまで、多くのラインナップを展開している。
そんなヤマハが2014年に掲げるテーマは「ファミリーPAS」。家族みんなに役立つ、そしてみんなが欲しくなるようなモデル展開を進めている。例えば8月末には内装8段変速の、よりスポーティでファッショナブルなモデル「PAS Brace XL」が新たに登場。またモデルの飯豊 まりえを「PAS Ami」のCMに起用し、中・高校生への認知拡大を図るなど、より幅広い層へのアピールを続けている。
そして9月8日、また新たなモデルが登場した。「やさしい PAS」をコンセプトに掲げる『PAS SION(パス・シオン)』シリーズ、「PAS SION-U」「PAS SION-V」だ。目指すターゲットはずばり「シニア層」。高性能化に伴う多機能化が進む電動アシスト自転車だが、その進化は必ずしもユーザーが求めているワケではない。携帯電話の世界にもシンプルで使いやすいシニア向けモデルがあるように、電動アシスト自転車界のらくらくホンとなるべく開発された。
コンセプトは「やさしい PAS」
市場拡大も著しい電動アシスト自転車だが、とはいえまだまだ未体験のユーザーも多い。ヤマハの調査でも、購入に二の足を踏む潜在的なユーザーから「操作が難しそう」「重そう」「危なそう」といった漠然とした不安の声を聞いている。そこでヤマハでは「やさしいPAS」の開発にあたり「シンプルで分かりやすいスイッチとアシスト性能」「扱いやすさにこだわった、軽量な車体」をコンセプトに掲げた。
電動アシストの操作ボタンはたった4つ。アシストモードは「強」と「弱」の2つのみ。バッテリー残量表示も、従来モデルに対し2回りも大きくしている。またフレームを低くしたり、シリーズで最も低いサドル高にしたりして、小柄な人でも乗り降りしやすいようにした。さらに駐輪時のスタンド操作を容易にする工夫や、サークル錠の操作性向上、アルミ素材の多様化による軽量化など、様々な工夫もなされている。
こだわり派世代にも受け入れられるナチュラルなカラーリング
シニア向けモデルと言っても、いかにも年配向け然としたものは好まれない時代だ。「PAS SION-U」「PAS SION-V」ともに、クリームアイボリー(白系)、エスニックレッド(赤系)、シフォンブルー(青系)と、3タイプのナチュラルなカラーを用意した。
暗くなると点灯するオートライト、アシスト制御をより滑らかにするトリプルセンサー、3段ギアのアシスト量を最適化する「S.P.E.C.3」の採用など、他PASシリーズ同様の機能も装備した。
20インチタイヤの「PAS SION-U」(2014年10月10日発売)が112,320円、24インチタイヤの「PAS SION-V」(2014年10月30日発売)が113,400円[※価格は共に消費税込み]。年間4,300台の販売を目指す。
[レポート:オートックワン編集部]
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