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試乗レポート 2011/5/19 14:25

ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 試乗レポート/西川淳(3/3)

関連: ランボルギーニ Text: 西川 淳 Photo: ランボルギーニジャパン
ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 試乗レポート/西川淳

強烈に速いが、恐怖を感じることは無い

中に乗り込んでしまえば、何やら快適な巣ごもり感覚。これはクンタッチ以来の“伝統”だ。

アヴェンタドール LP700-4

センターコンソール中央にある、赤いカバーの下にエンジンスターターボタンが隠されている。戦闘機のコクピットである。

豪快なサウンドをまき散らして目覚めた。ムルシエラゴから始まった“演出”。周りの人を全員、振り向かせるだけの音量と音圧を振りまく。

オートモードでゆっくり走り出した。

アヴェンタドール LP700-4

最初に感じた“これまでとの違い”は人とクルマとの一体感である。

ノーズやタイヤ、エンジン、そしてドライバーがCFRPキャビンと合体して動いているような感覚。しかも低い。ムルシエラゴより“薄い”クルマに乗っている印象だ。

一体感が強いから、ガヤルドよりもクルマが小さく感じられる。

振動も少なく、乗り心地もいい。

700HPのエンジンパワーと変速時間が自慢のISRミッションを確認するため、シフトモードを最もハードなコルサにして、加速を試みた。

アヴェンタドール LP700-4

ショートストロークエンジンのフケは鋭く軽快で精密。モーターのようだ。ベラボーに早いが、恐ろしくなることはない。どこまでも踏んでいいと思わせるだけの地力がクルマ全体に備わっている。

驚いたのは、変速ショック。あまりに速く、あまりにダイレクト過ぎて、ボディブローを喰らったようになる。シロウトにはスポーツモードがふさわしい。

とにかくシャシー性能と、それを補う4WDシステムの制御がスバラシイ。700HPのミッドカーを操る、という緊張と恐怖を、ものの見事に吹き飛ばしてくれた。

サーキット経験のあるドライバーなら、いとも簡単にいきなり全開モードで走れるはず。

前アシは手応えよく反応し、後アシはよく地面を捉える。腰をはめた感じで抜けて行く高速コーナーのライドフィールが、特に素晴らしい。

モアパワー/軽量化/電子制御の三点セットでスーパーカーの王道を突き進んだ。

“電動”細工はないけれども、その走りの質は、まぎれもなく新世代のもの。ランボルギーニの性能が新しいフェーズに入ったことは、間違いない。

筆者: 西川 淳
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