米メディアが絶賛! ホンダが本格的にHVから小排気量ターボ路線へ
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:American Honda Motor
ホンダが小排気量ターボの本格導入を始めた!
改めて説明するまでもなく、シビックはアメリカでの基幹車種となってます。2016年モデルから新型になるのだけれど、すでに驚くほど高い評価を受けている。燃料電池車と似た新世代のデザインもさることながら、話題は燃費が良くてトルクフルな小排気量ターボだ。
シビックのカテゴリーの標準的な燃費は、例えばフォードの人気車種『フォーカス』で街中11.1km/L、高速道路15.4km/Lといったイメージ。アメリカ車としちゃ大いに頑張っている。これ以上良ければセールスポイントになると考えていいだろう。
韓国、現代自動車の人気車種であるシビック級の『エラントラ』は街中11.5km/L、高速道路15.8km/L。このクラスにスカイアクティブ技術で殴り込んできたのが『マツダ3』(アクセラ)。何とハイブリッドを除けばダントツとなる街中12.4km/L、高速道路17.5km/Lという素晴らしい数値を実現している。
しかし! 新型シビックの1.5リッターターボの数値を見て驚く。燃費自慢のスカイアクティブGを凌ぎ、街中13.7km/Lと高速道路17.9km/Lに達した。
ホンダも「ここまで燃費が良くなればハイブリッドも不要」と判断したのだろう。新型シビックにはハイブリッドを設定していない。参考までに書いておくと『高速道路燃費』の数字はアメリカの一般道の実用燃費に限りなく近い。
現行プリウスのデータで20.5km/Lです。アメリカの公表燃費は、実燃費に近い。新型シビックの燃費の良さがイメージ出来るかと。
すでにアメリカのメディアによる試乗レポートが出始めており、ほとんど絶賛状態。特に燃費が良く、それでいてアクセルを踏むと2.5リッター相当のトルクを出し、滑らかに回るエンジンの評価は高い。
本来なら2リッター級エンジンを積むボディに1.5リッターを搭載すると、エンジンの存在感も薄くなり質感が上がってくるから面白い。
どうやらホンダは海外の自動車メーカーと同じ小排気量ターボ路線を進むようだ。欧州ならアコード級のボディに1.5リッターを搭載するのもアリだし、フィット級であれば1リッター3気筒というのも面白い。
日本でも遠くない時期に1リッター3気筒はラインナップされると思う。マツダと好対照の流れが興味深い。
[Text:国沢光宏]
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