ホンダ フリードハイブリッド 新車発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
今、勢いに乗るホンダのハイブリッドカーラインナップ!
ホンダは10月27日、同社の人気コンパクトミニバン「フリード」「フリードスパイク」をマイナーチェンジするとともに、ハイブリッドを新たにラインナップすると発表した。
現在、ホンダでは「インサイト」「フィットハイブリッド」「フィットシャトルハイブリッド」「CR-Z」の4車種のハイブリッドカーをラインナップしている。
それらハイブリッドカーの販売比率は、2011年1月~9月は実に33%を占めており、6月に発売したフィットシャトルも3ヶ月で約4万5千台を受注するなど、同社におけるハイブリッドカーの販売台数は好調に推移。
そして今回、フリードハイブリッドをそのラインナップに加えることで、2011年におけるハイブリッドカーの販売台数を15万台超え、販売比率にして50%超えにまで持っていきたい考えという。
まずは、そんなフリードハイブリッドの燃費性能についてだが、ガソリン車が10・15モードで「17.0km/L」(Gグレード/FF)であるのに対し、ハイブリッド車は10・15モードで「24.0km/L」(JC08モードは21.6km/L)となかなかのもの。
フィットハイブリッドの「30km/L」には及ばないものの、フィット(13G)の「24.5km/L」とほぼ同等の値というのは、3列目シートを備えたミニバンということを考えると相当に良い値ではないだろうか。
もちろん、ホンダではもはやお馴染みとなっている低燃費走行のための支援技術、「ECONモード」や「コーチング・ティーチング機能」も搭載している。
ユーザーの意見を実直に反映させたフリードの「快適性」
今回のフリードのマイナーチェンジでは、ハイブリッドがラインナップされたことが最も大きなトピックとなるが、快適性も大きく向上されている。
今までのフリードでは、5人乗り/7人乗り/8人乗りというラインナップが用意されていたが、今日のマイナーチェンジでサードシートの3人掛けを2人掛けに変更。さらに、5人乗り仕様の「フレックス」をスパイクに統廃合した。
その結果、6人乗り(セカンドシート:2人掛け)/7人乗り(セカンドシート:3人掛け)というラインナップに変化した。また、フリードスパイクについては変わらず5人乗りのみとなっている。
今まで3人掛けだった3列目シートを今回は2人掛けにして広く取り、シートクッションを大型化してセンターアームレストを追加したことで、3列目がより寛げる空間となった。
人気が高いのは、セカンドシートが独立した2人掛けの6人乗り仕様。
7人乗り仕様は、セカンドシートが3人掛けだが、2列目にベンチシートがあることで、赤ちゃんのオムツ替えをしたり、気軽に手荷物を置いたりできるという要望に対応する。
プレミアム感たっぷりのインサイトもお披露目!
今回、フリードハイブリッド以外にもう1車種の発表があった。それが、「インサイト エクスクルーシブ」だ。
今までのインサイトは1.3リッターモデルのみのラインナップであったが、「インサイト エクスクルーシブ」ではCR-Zの1.5リッターエンジンをチューニングして搭載。
さらに、LEDアクセサリーランプ内蔵のフロントバンパーやリアバンパー、サイドシルなどのエクステリアが専用のものとされるなど、従来のインサイトには無かった高級感が醸し出された、プレミアムなインサイトとされている。
発売日は、フリード&フリードスパイクが10月28日(金)、インサイトが11月11日(金)からの予定だ。
また、価格についてはフリードのガソリンモデルで一番安いGグレード(6人/CVT/FF)が1,698,000円、ハイブリッド(6人/CVT/FF)が2,149,000円となっている。インサイト エクスクルーシブは、最も安いXGが2,080,000円からだ。
フリードハイブリッドは、フィットやフィットシャトルのハイブリッドモデルとの価格差(20-30万円程度)に比べると50万円近くの開きがあり、やや高く感じられるが、6人・7人乗れるハイブリッドという点では現時点で最も安いハイブリッドカーとなる。
そういった意味でも、爆発的な人気となる可能性があり、今後の販売動向が非常に楽しみな一台だ。
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