【試乗】ダイハツ 新型 コペン[プロトタイプ/2014年6月発売予定] 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部・ダイハツ工業
初代コペンの基本路線を踏襲しながら時代のニーズにも対応
ここまで小さなクーペに乗るのは久しぶり!
次期「ダイハツ コペン」のプロトタイプを試乗する機会を得た。正式な発表は2014年の6月だ。
先代(初代)ダイハツ コペンは2012年に生産を終えたから「復活」と受け取られるが、開発者は「継続的に開発を行っていた」と言う。安全基準への対応などで時間を要したが、クルマ造りの流れとしてはフルモデルチェンジだ。
そのために基本路線に大きな変更はない。後席を備えない2シーターのクーペで、駆動方式は前輪駆動。エンジンは直列3気筒660ccのターボを搭載し、トランスミッションはCVT(無段変速AT)と5速MTを用意する。そして電動開閉式のハードトップが装着され、初代コペンにあった取り外し式のルーフなどは設定されない。
新世代660ccターボエンジンとCVTの組み合わせを試す
まずは売れ筋になると思われるCVT仕様から試乗を開始した。
エンジンは低回転域からターボの過給効果が感じられ、発進直後の2000~2500回転付近でも十分な粘りがある。エンジンのセッティングはダイハツムーヴのターボよりも世代が新しく、2013年秋デビューの新型「ダイハツ タント」と同じだ。最高出力は64馬力(6400回転)、最大トルクは9.4kg-m(3200回転)だから、実用回転域でも余裕がある。
車両重量はCVT仕様が870kg、5速MT仕様が850kg。電動開閉式のルーフが40kg前後に達することもあり、ターボを備えた「ムーヴ カスタム RS」よりも少し重い。それでも過給効果が優れ、力不足は感じない。
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