【車両火災】クルマが自然発火することなんてあるの?

【車両火災】クルマが自然発火することなんてあるの?
イメージ画像:MSJ2008よりスバル インプレッサのラリーカー 画像ギャラリーはこちら

【車両火災】クルマが自然発火することなんてあるの?

以前ニュースで「クルマが燃えた」という報道がありましたが、自分のクルマも燃えてしまう可能性があるかと思うと怖いです。

クルマが自然発火で突然燃えてしまう、なんてことはあるのでしょうか。また、もしもの時はどうしたらいいんでしょう。

その疑問、「MJブロンディ」がお答えいたします!

イメージ画像:MSJ2008よりスバル インプレッサのラリーカー

クルマが燃えると聞くと、多くの方はダイレクトに死を連想されますが、クルマが自然発火したことで乗員が亡くなる例は稀です(事故がきっかけで火が出て、閉じ込められた乗員が焼死する例はありますが)。

なぜかというと、クルマの自然発火の場合、車内が焦げ臭くなったり、煙が出たりするなどの兆候が確実にあり、危険を感じたドライバーがクルマを止めて降りていたら、そのうち火が出て丸焼けになっちゃった・・・というケースがほとんどだからです。

逃げる余裕もないほど、いきなり爆発的に燃えることはあり得ません。なので、乗員さえ降りてしまえば大丈夫です。それほど怖がる必要はないんです。(と言っても怖いでしょうが)

自然発火の原因は、ガソリン漏れ、オイル漏れ、電気回路のショートが大部分です。生産から十数年以上たった古いクルマは、ホース類やハーネス類の劣化によりこれらの可能性が徐々に高くなるので、定期点検を怠らないようにしましょう。

MJブロンディの「ひとりごと」

今のクルマは車両火災なんて滅多なことでは起きませんが、かつてのスーパーカー、ランボルギーニ・ミウラは、実に簡単に車両火災になるそうです。(笑)

キャブレターのちょっとした狂いでガソリンがエアクリーナーに溜まり、火が出てしまうんです。

とあるミウラのオーナー氏は、「もう何度も火が出てます」と笑い、そのためにガス式(二酸化炭素)消火器を常備して、エアクリーナーから火が出たら、すぐにかけるようにしていると語ってくれました。

粉末式消火器だと粉だらけになり、エンジンオーバーホールで数百万円が必要になるからです。

ただ、そのミウラも数年前ついに全焼したと風の噂で聞きました。合掌。

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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