ボルボ XC60 試乗レポート/森口将之(1/4)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:島村栄二
デザインもカッコイイ、スポーティなXCモデルが誕生
未曾有の不景気と地球環境への関心から、プレミアムSUVユーザーのダウンサイジングが目立つという。しかしサイズは落としてもクオリティは落としたくないのが人情。そこで注目されているのがプレミアムコンパクトSUVだ。
なにしろ今年はこのカテゴリーの豊作である。すでにレクサスRXとアウディQ5がデビューしているし、日産スカイライン・クロスオーバーも海外ではインフィニティブランドで販売されるモデルだから、仲間に入れていいだろう。そこへボルボも割って入ることになった。昨年春のジュネーブ・モーターショーで発表されたXC60が今年8月下旬に日本でも発売される。
XC60のプラットフォームはV70・XC70と共通だが、2,775㎜のホイールベースは40mm短縮された。さらにボディは前後のオーバーハングを切り詰めたおかげで、4,625mm×1,890mm×1,715mmと200mmも短い。駆動方式はもちろんAWD。といっても基本は前輪駆動だが、電子制御多板クラッチを使い、必要に応じて後輪にも駆動力を振り分ける。
XC90やXC70と違うのは、スポーティな性格が施されていることで、エンジンも280ps・40.8kgmを発生する3L直列6気筒ターボだけになる。6速ATを介しての0-100km/h加速は7.5秒という俊足だ。しかしそんなスペックを並べなくても、ボディを見ればXC60のキャラクターがわかろうというものだ。
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