フォルクスワーゲン 新型ゴルフヴァリアント 新型車解説
- 筆者:
- カメラマン:柳田由人
全てが大幅にリニューアルした新型ゴルフ ヴァリアント!
2009年4月に現行ゴルフが日本に導入されてから遅れること約半年、実用性の高いステーションワゴンモデルのゴルフ ヴァリアントがフルモデルチェンジされ、4代目となる新型として登場だ。
1995年にゴルフ3をベースにフォルクスワーゲン初のパーソナルステーションワゴンとして導入されて以来、ゴルフ、ポロに次ぐフォルクスワーゲンブランドの人気モデルとして国内でも高い支持を得てきた。
国内導入当初は、ゴルフワゴンの名称で販売されていたが、2007年に登場した3代目からゴルフ ヴァリアントと名称を変更。ゴルフ譲りの高い走行性能・質感などで、累計輸入台数はすでに約100,000台を達成している人気モデルだ。
新型ゴルフ ヴァリアントは、現行ゴルフ同様に、内外装がかなり一新された。エクステリアは、ハッチバックの現行ゴルフと同様のフロントフェイスが与えられ、先代と比べてもよりスポーティでシャープなものに。さらに、バイキセノンヘッドライトを(トレンドラインを除く)標準で装備し、上級グレードのスポーツラインには、17インチのアルミホイールやクロームルーフレールなどにより、さらにスポーティで上質なエクステリアに仕上げているのが特徴。
インテリアもインパネ周りのオーディオ・エアコンスイッチ、ステアリングホイール、ダッシュボードに至るまで、フォルクスワーゲンらしい細部までこだわった作りこみが上質感を演出。また、フロントガラスに遮音性の高いシートを挟み込んだことで、車外から入ってくる音を極力抑え、室内の静粛性をかなり向上させているのも注目だ。
そして新型ゴルフ ヴァリアントの最大のトピックスは、なんといっても大幅に高められた燃費性能だ。ベースグレードとなるトレンドラインではゴルフヴァリアントとして過去最高の16.8km/L(10・15モード燃費)を実現。コンフォートラインでも16.2km/L、スポーツラインも12.2km/Lと先代モデルよりも大幅に向上させ、全車エコカー購入補助金対象(※)となった。
パワートレーンは、トレンドラインに1.4リッター直4インタークーラー付ターボエンジン、コンフォートラインには1.4リッター直4インタークーラー付ターボ+スーパーチャージャーエンジン、上級グレードのスポーツラインには2リッター直4インタークーラーターボエンジンを搭載する。トランスミッションは、トレンドラインとコンフォートラインに7速DSGを、スポーツラインには6速DSGを組み合わせている。
ゴルフ譲りの走りに実用性の高いラゲッジルームを兼ね備え、様々な用途に使える新型ゴルフ ヴァリアントは、幅広いニーズに応えてくれるモデルとして、輸入ステーションワゴンモデルのみならず、国産ステーションワゴンモデルも含め、かなりオススメの1台だ。
価格(税込)
ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン/2,720,000円
ゴルフヴァリアントTSIコンフォートライン/3,220,000円
ゴルフヴァリアント2.0TSIスポーツライン/3,830,000円
(※)車齢13年超の経年車の廃車を伴う買い替えの場合、25万円の補助金を受けることが可能。(2009年4月10日~2010年3月31日の新規登録車が対象)
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