トヨタ ヴォクシー グレード比較(3/3)

G’s

ワイドボディのエアロ系グレードをベースとして、GAZOO Racingが培ってきたノウハウを生かしたスポーツ志向のモデルが「G’s」だ。

G’sは、走りにこだわったカスタマイズカーとして2010年の東京オートサロンで初披露されたが、その第一弾が4月のマイナーチェンジにより、ヴォクシー・ノアへ新たに設定された。

G’sは「Z G’s」「ZS G’s」「ZS G’s バージョンエッジ」の3モデルが設定されている。（ノアは「S G’s」「Si G’s」「Si G’sバージョンエッジ」）

専用の外観デザインを設定しているほか、足回りやメカニズムにも専用の仕様が用意されている。

特にSi G’s バージョン エッジは「専用パフォーマンスダンパー」「専用セッティングのサスペンション」「ボディ剛性アップパーツ」「床下空力パーツ」「専用の18インチアルミホイール」などを備えている。

価格は、「Z G’s」「ZS G’s」がベースモデルに対して30万円ほど高く、「Si G’sバージョンエッジ」は60万円ほどの価格差となる。

オプション・駆動等

ヴォクシーを買うときにおすすめのオプションは、ざっと以下のようなものが考えられる。

Vを基準に考えた際、欲しいオプションとしては「S-VSC＋ヒルスタートアシスト＋SRSサイド＆カーテンエアバッグ」の14万7,000円（2WD車）。「カーナビ＆オーディオ」の32万3,400円。

X Lエディションでは、上記に「スマートエントリー＆スタートシステム」3万9,900円と、「デュアルパワースライドドア」の5万2,500円を加えたいところ。

また駆動方式について、2WDと4WDの価格差は20万円ちょうど。実は2WDと4WDでは、駆動方式の違いのほかに装備や仕様の面でも細かく違いがある。

最後に、2列5人乗りとしてラゲッジスペースを重視した「トランスX」は205万円の価格が設定されている。トランスXの装備や仕様は、シート部分を除くとほぼX並のレベルの装備だ。