日本にない日本車/トヨタ シエナ(1/3)
- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
衝撃の事実!?アメリカ人にとって「ミニバン」はカッコ悪いクルマ!?
ところ変われば、クルマの好みも変わる。
日本でミニバンといえば、各メーカーにとっては超売れ筋商品。奥さんもお父さんも、おじいちゃんおばあちゃんも、そして子供たちにもミニバン人気は高い。
各メーカーともミニバンのラインアップを充実させており、コンパクトから上級車まで豊富に揃えられている。現在の日本における自動車市場は、ミニバンとコンパクトカー&軽で成り立っている状況だ。
ところが・・・アメリカでは事情が全く違う。
「ミニバンを運転するのは、カッコ悪い」
多くのアメリカ人、特に男性がそう言うのだ。その理由は「家庭くさい」から。
こうした傾向、以前に比べれば徐々に変わってきている。各メーカーがミニバンのイメージチェンジ戦略を推進してきたからだ。とはいえ本質的には、アメリカ人の「ミニバンはカッコ悪い」という意識は消えていない。
各メーカーでの主力モデルはセダンやSUVであり、ミニバンではない。それはGM、フォード、クライスラーだけでなく、トヨタ、ホンダ、日産など日系メーカーでも同じである。
ミニバンの発祥はアメリカ、と言われている。
80年代半ば、クライスラーのブランドであるダッジの「キャラバン」が登場。90年代にかけて「キャラバン」ブームが起こった。
だがそれはけっして、「自ら好んで乗りたくなるようなクルマ」ではなく、サイズ感と価格が手頃な「便利なクルマ」だった。その後、90年代後半にブレイクしたSUVによって、北米ミニバンの立ち位置が揺らぐことになった。
そして2000年代に入ると、日系メーカーは北米市場に特化したミニバン路線を明確にした。
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