日本にない日本車/トヨタ シエナ(2/3)

日本にない日本車/トヨタ シエナ
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エクステリアもインテリアも「アメリカンサイズ」なミニバン

試乗車は、2.7リッターのリミテッドだ。まずエクステリアはフロントライトが大きく、グリル中央のトヨタマークはあまり目立たない。

全長x全幅x全高は、5,085mmx1,984mmx1,765mm。ホイールベースが3,030mm。ボディデザインはボックス感があるのだが、縦長にも見える。

ドアの縦方向が大きい、つまりウエストラインが高い。ガラス部分のデザインはスッキリしている。その影響もあってボディ全体が長めに見えるのかも知れない。

リアコンビライトのLEDとその周辺のデザインが、車両全体の上質感を醸し出している。

インテリアは、ダッシュボード全体が平坦な雰囲気を受ける。

1列目~2列目へのウォークスルーは無い。アメリカ人からの要求だから当然ではあるが、日本人感覚だと「デカ過ぎ」と思える収納スペースが多い。

各スイッチ類のタッチ感とデザインに「ファミリー志向」を感じる。

2列目のスライド量は非常に大きい。これは全長とホイールベースが長く、さらにドアの開口部が広いからだ。つまり3列目についても、大柄なアメリカ人が乗り込むことが考慮されている。

3列目の可変シートは、アメリカではすっかり一般的となった、床下収納でフラット・フロア型。

3列目の分割シートの裏それぞれに、可動レバーがある。そのレバーはガッシリとしていて手ごたえ感は良いが、可動開始時にやや重く感じる。まあ、腕っ節の強いアメリカ人のお母さん(失礼)なら、このくらい平気なのかも?

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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