『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2013』イベントレポート/マリオ高野 ~モリゾウ選手や往年の名ラリードライバー、果てはAKB48も登場したファン感謝祭が今年も開催~(1/2)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:マリオ高野/オートックワン編集部
豊田章男社長「すべては応援してくださるファンの皆様のおかげです」
今年で3回目の開催となるモータースポーツファンのための感謝イベント『TOYOTA GAZOORacing FESTIVAL』が、さらなるパワーアップを遂げていたことを報告させていただきます!
元々はトヨタのモータースポーツファンへの感謝を表明することを目的として誕生したイベントながら、「モータースポーツファン皆で楽しもう!」という雰囲気が年々増しておりましたが、今年はそれがさらに強まったことを実感してきたのです!
メーカーの垣根を越えて、モータースポーツ好きなら誰もが現場に足を運ぶだけでテンションが高まるイベントに進化しておりました!
そういう空気を感じさせた最大のポイントは、他ならぬトヨタのモリゾウ選手こと、豊田章男社長の存在です。
まず、朝一番には86とBRZのパレードランが行われ、実に608台もの86&BRZが広大な富士スピードウェイのコース上を埋め尽くしたのでありますが、その中にモリゾウ選手が運転する86(ワンメイクレース仕様のノーマル車)が普通に一般車に混じって出走。パレード後は、一般のファンと話をしたりツーショット写真を撮ったりするなどして、世界有数の超大企業の社長サマとは思えない、超気さくなフレンドリー感を発散しておられたのであります。
パレードランを終えたモリゾウ選手は「こんなにたくさんの86BRZが集まるなんてスゴイ! そんな中に自分も一緒に走ることができて最高です!」と、まるでどこにでも居そうな普通のクルマ好きのおじさん的なコメントを残されてマリオもビックリ!
本当に純粋にクルマのことがお好きであることが強烈に伝わってきました。
そんなモリゾウ選手とのツーショット写真を撮られていた、かつてはダートラやラリーなどの競技に参加していたというトヨタファンの方は、「活動を休止して久しかったのですが、10何年ぶりかで、またモータースポーツを始めようという気持ちになりました!」と興奮しきり。こうした地味な行動が、ごく自然に多くのクルマ好きの心を揺さぶっているのであります。
本コースのメインストレート上にて行われたウェルカムセレモニーでは、スーパーGTや全日本ラリー選手権、86BRZワンメイクレースなどのモータースポーツで活躍したドライバーたちを一人ずつ労いながら「すべては応援してくださるファンの皆様のおかげです」と謝辞を述べられましたが、用意された原稿を読み上げるような形式的ものではまったくなく、本当に腹の底からでた感謝の気持ちを言葉に出されていることが誰の目にも明らかでした。
たしかに直接的な関係性は弱いかも知れません(トヨタ協賛の「AKB自動車部」というテレビ番組はありましたが)。
しかし、AKBグループの若者への影響力の大きさを思えば納得のサプライズだったといえます。若者のみならず、一部の中年層からも熱烈な支持を受けるアイドルなのですから、モータースポーツイベントにAKB48を招いたトヨタの意向は十分理解できますし、またその効果も大きかったことでしょう。
ワルデガルド氏やSTI辰己総監督と、こじはるやまゆゆが並ぶ姿など、そう観られるものではありません。空前にして絶後となるかも知れない、なんとも貴重な光景でありました。
ここまで持ち上げると、マリオのごとき底辺ライター風情が業界にしがみつこうと大トヨタ様に媚を売っている、とでも思われるかも知れませんが、豊田章男社長は、本当にひとりのクルマ好きとして見ていて気持ちがイイといいますか、「クルマを楽しもう!」という純粋で素朴な感情がイベント開催の源泉になっていることが伝わってくるのです。 主催者のトップにいる人のクルマ好きパワーがそのまま会場全体に広がり、イベント全体の雰囲気をクルマ好きが心地よくなる空気に仕立てている。そんな印象が強かったのでありました。
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