トヨタ初のEV専用車「bZ4X」、デザインや航続距離は好印象! 気になる価格は「500万以下」を希望する声【みんなの声を聞いてみた】

  • 筆者: 望月 達也(MOTA編集部
  • カメラマン:和田 清志・TOYOTA
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トヨタは2021年10月29日(金)、開発を進めるBEV(バッテリーEV:電気自動車)の新型bZ4X(ビーズィーフォーエックス)の日本仕様の詳細を発表し、2021年11月には試作モデルを横浜市内で報道陣に公開した。いよいよ本格的に動き出したトヨタのEV戦略。果たして、世間の人々はどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

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  1. 2025年までにbZシリーズ7車種を含むEV15車種を発売する計画
  2. 最大500km前後の航続距離には、欲を言えばもう少し欲しいといった声も
  3. 価格は「500万円以下」が1つのポイント

2025年までにbZシリーズ7車種を含むEV15車種を発売する計画

2021年4月に上海モーターショーで世界初公開された新型bZ4X。

トヨタでは新開発のBEV(Battery Electric Vehicle:バッテリー駆動の電気自動車)専用TNGAプラットフォームを用いた「TOYOTA bZシリーズ」を2025年までに7車種市販化するとアナウンスし、新型bZ4Xはその第一弾モデルとなる。

そして今回、新型bZ4Xの日本仕様の詳細が発表された。

ボディサイズは、全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベース2850mm。外観は、可能な限りタイヤを四隅に配置し、接地性・走破性の高さを表現しながら、なめらかなプロポーションでBEVらしい先進感を表現している。

また、ボディサイズはハリアー(全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベース2690mm)と同程度ながら、新型ランドクルーザー300(ホイールベース2850mm)なみのホイールベースにより室内はゆとりある空間を確保している。

見た目はまずまずの好印象

デザインに関してSNS上では、

「樹脂パーツがちょっと気になる」

「日産 アリアの方がシンプルな外装デザインだし、内装も高級感がある」

といった声も一部で見受けられたが、

「フロントマスクが未来っぽくてカッコいい」

「見た目がガソリン車と大きく変わらないところは好印象」

といった好意的な声も少なくない。また、ネガティブな声についても、見慣れたらカッコいいかもとするものもあり、今後もその印象は変化していきそうだ。

最大500km前後の航続距離には、欲を言えばもう少し欲しいといった声も

新型bZ4Xは、スバルと共同開発したBEV専用のTNGAプラットフォームが採用され、FF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)を用意する。4WD性能ではスバルの車両統合制御技術「X-MODE」(新機能「Grip-Control」付き)が盛り込まれ、日常域だけでなくライトオフロード以上の走行まで対応する操縦性と走破性を実現している。

一充電走行距離はWLTCモードで最大500km前後(FF)。太陽光発電で電力を供給する「ルーフソーラーパネル」の装着車も用意し、室内のディスプレイには、現在の発電電力などが表示される。

航続距離に関しては、やはり注目が集まっている。

「500km程度の航続距離が確保されているのは使いやすいと思う」

「普段使いには申し分ない航続距離。ただ、ロングドライブが多いユーザーにとってはもう一声といったところか」

SNS上の印象では、大きな不足は無いものの、もう少し欲しいといった及第点が与えられている印象だ。この辺りは今後の開発に期待したいところだろう。

価格は「500万円以下」が1つのポイント

そして何よりSNS上での関心が高かったのはやはり価格の部分。今回、トヨタから価格に関する正式なアナウンスはされていないが、

「コミコミ400万円前半までなら売れそう」

「あとは価格が500万円を下回れるかどうか」

「日産 アリアと価格がかち合うと難しそう」

「テスラ モデル3のロングレンジが税抜500万円以下だから、それよりも魅力的な価格を求める」

と、予測する声は多い。競合モデルを引き合いに出す声もあり、1つのボーダーラインは500万円といった印象だ。

新型bZ4Xは今後、2022年の年央より日本をはじめアメリカ、中国、欧州など世界各地で順次市販化される予定。気になる価格など、新しい情報が入り次第、速やかにお届けしていく。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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