空力効果を劇的に高めた意外なパーツとは/トヨタ 新型 86(ハチロク)[”Kouki”2016年8月マイナーチェンジ] 試乗レポート(2/5)
- 筆者: 五味 康隆
- カメラマン:茂呂幸正・TOYOTA・オートックワン編集部
前期型オーナーも嫉妬する・・・ワイド感を強調した新スタイリング
プロトモデルでの試乗なども含めると、すでに何度も触れている後期86。
まずその見た目のワイド感が魅力。それは2012年の発売と同時に前期86を購入して車高を落とすなど手を加えて乗っていたオーナー視点で見ても、最初からこのデザインにしてくれよ! と思うもの。
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目(ヘッドライト回り)が変わったことに加えて、ラジエターグリルデザインが変わったことで、低くどっしりとした見た目の効果を発揮。それは前期86の車検対応ギリギリまで車高を落として得られていたどっしり感や存在感を軽々しく超えてきた。
もはや前期型オーナーは見ないほうがいい!? 大幅に質感が高まったインテリア
室内はさらに衝撃的な変更が施されており、前期モデルに乗っている方が見たら自分の86が古く感じるはずなので、見ない方が良いかもしれない。
目に飛び込むメーター周りの4.2インチTFTカラーモニター表示が視認性と高級感を向上。トヨタ最小径362mmのステアリングは、握るだけで脇が締まりステアリング操作し易いし、スポーティな雰囲気が抜群に出ている。またそのステアリングを握った時の感触も、しっとりと手になじみ好印象。
さらにGT Limitedの内装パネルには、グランリュクスというスエード調の人工皮革が使われており、主観ではあるがその質感が高級感とレーシーな雰囲気を同時に高めてくれて、たまらなく良い。
当初資料を見ていた限りでは、前期モデルをメーカーがファインチューニングしたようなモノにも感じており、これなら前期モデルを乗り続けるのも賢いと思っていたが、現物に触れると・・・それは浅はかな考えだったと思わざるを得ない。その極め付けが、走行性能の進化にある。
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