マイルドハイブリッド搭載でクラストップの燃費へ「スズキ ソリオハイブリッド」[詳細解説](1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
最近は軽自動車の売れ行きが好調と言われているが、1.2~1.5リッタークラスのエンジンを搭載するコンパクトカーの販売比率も増えている。人気車を挙げると「トヨタ アクア」「ホンダ フィット」「日産 ノート」などが代表的だが、実用性を重視するユーザーの間では「スズキ ソリオ」が人気を得ている。
ソリオは全長と全幅を小さく抑えながら、全高は高く設定されており車内が広い。さらにボディの後部にはスライドドアも装備。「スズキ ワゴンR」や「スズキ スペーシア」など、同社における空間効率に優れた軽自動車を連想させる機能がソリオにも備わっているのが特徴だ。
そのソリオが、2015年8月26日にフルモデルチェンジを行ったのでさっそく以下から詳細を解説していきたい。
メッキグリルや鋭角的なヘッドランプ形状により、存在感は大きくアップ
まずは外観だが、先代ソリオと同様に「標準ボディ」と上級に位置する「バンディット」の2シリーズを設けた。
先代ソリオでは標準ボディのフロントマスクが大人しい印象だったが、新型はヘッドランプを鋭角的にデザインして、中央にはメッキグリルが装着される。存在感が大幅に強まった。
バンディットはグリルがブラックでLEDヘッドランプを採用(標準ボディはハイブリッドMZにディスチャージヘッドランプが備わる)。スポーティな雰囲気に仕上げた。先代ソリオでは標準ボディがベーシック、バンディットは上級という印象だったが、新型ソリオは標準ボディがラグジュアリー、バンディットはスポーティという感じだ。標準ボディの変化が大きい。
ボディサイズは先代型と同様にコンパクトカーの中でも小さな部類に入る。全長は先代型と同じ3710mmで、三菱 ミラージュと同じ数値だ。全幅は先代型に比べてわずか5mm広がったものの1625mm。国産コンパクトカーの中では最も狭い。
逆に全高は1745mmに達し、先代型に比べれば20mm低いものの「トヨタ エスティマアエラス」と同じ数値だ。要は全長が短く、全幅はさらに狭く、全高は高い。だから外観が軽自動車風に見えるのだが、新型ソリオでは前述のフロントグリルとヘッドランプでワイド感を強調している。
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